ジアノッティ・クロスティ症候群


私達一線の皮膚科医院には殆ど受診のない稀な乳幼児のウイルス性の中毒疹です。
イタリアの皮膚科医のGianotti(ジアノッティ)とCrosti(クロスティ)の二人が初めて報告したものです。

B型肝炎ウイルス感染によって起きるものがジアノッティ病あるいはジアノッティ・クロスティ病といいます。
その他のものをジアノッティ・クロスティ症候群といいその他のウイルスによって起こります。
しかし最近では全てをジアノッティ・クロスティ症候群という傾向にあります。

発疹は赤いデコボコした湿疹にた発疹が顔・四肢・臀部に出来ます。
リンパ節炎および肝臓が腫大して触れることがあります。
また発熱、食欲不振、下痢、風邪症状のあるケースもあります。

最近はB型肝炎ウイルスによるもの以外でみつかるのはEBウイルスでウイルス検査が必要のようです。
この病気を疑った場合は総合病院皮膚科に紹介しています。
予後は悪いものは少ないのですが入院検査加療が必要の場合があります。
軽症の場合は中毒疹に準じて対症療法を行えば治ります。

左頬から耳の発疹
湿疹に似た赤いぶつぶつ
右頬から耳の発疹

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