伝染性軟属腫=みずいぼ

molluscum contagiosum

当院のみずいぼの新患数
月/年 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012年
1月 14人 6人 9人 6人 10人 5人 12人 5人 15人 8人 8人 6人 2人 7人 2人
2月 1人 6人 6人 9人 7人 12人 6人 4人 5人 6人 10人 4人 7人 1人 4人
3月 9人 7人 12人 13人 11人 9人 6人 16人 8人 11人 15人 17人 6人 2人 2人
4月 14人 13人 11人 11人 19人 12人 27人 10人 9人 14人 14人 5人 5人 3人 8人
5月 28人 17人 23人 11人 23人 24人 21人 19人 18人 23人 14人 19人 8人 13人 7人
6月 14人 18人 17人 13人 12人 27人 21人 15人 20人 18人 11人 11人 7人 18人 10人
7月 5人 9人 15人 16人 11人 15人 16人 9人 15人 14人 7人 10人 8人 4人 9人
8月 13人 4人 6人 7人 9人 14人 4人 9人 7人 7人 15人 7人 8人 8人 5人
9月 7人 8人 12人 6人 12人 5人 7人 8人 2人 5人 7人 4人 5人 6人 2人
10月 7人 3人 6人 5人 8人 6人 10人 9人 11人 7人 2人 6人 2人 2人 4人
11月 5人 10人 9人 3人 6人 4人 3人 12人 10人 2人 3人 1人 4人 6人 *
12月 7人 3人 6人 4人 12人 8人 8人 8人 18人 9人 3人 5人 5人 1人 *
年間合計 124人 104人 122人 104人 140人 141人 141人 124人 138人 124人 109人 95人 67人 71人 *



主として小学生以下の子供に多く見られます。
からだのあちこちにみずみずしい感じの硬いぶつぶつが気まぐれに散在しており、良く見るとぶつぶつの中央にあんぱんの臍のような小さい窪みがあります。

こんな発疹を見たらみずいぼだと思って下さい。
みずいぼは正式には伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)といいます。
人軟属腫ウイルスの感染によって起こります。

肘部のみずいぼ(1999・8・11撮影)


みずいぼは裸で肌と肌を接触すると伝染します。
統計的にはプールを利用していると伝染するチヤンスが多いようです。

子供は皮脂腺の発育が充分でないので肌が乾燥しています。
すなわちミクロのきずが皮膚にあるわけで軟属腫ウイルスが侵入しやすいわけです。

ですから小児湿疹があれば出来やすいのは当然です。
またみずいぼが出来ていると湿疹が出来やすいようです。
みずいぼが先行して出来た湿疹をみずいぼ反応といいます。

自然に治るといって放置している方がいます。
以前治療せず放置しておいたほうがよいとの報道もありました。

しかし社会生活上おたがいにみずいぼが沢山出来ていても皆が気にしないというコンセンサスが今のところありません。

結局伝染する皮膚病を治療せず放置しておくことは手前勝手なことになります。
現在のところは出来たら治した方がよいと思います。

2年もすれば自然治癒するから治療しない方がよいという医療関係者もいられます。
私の経験では5年間みずいぼが治っていないケースを経験しています。
自然治癒するものは放置ということになれば大半の病気がそういうことになってしまいますね。

最近よく言われる患者さんのQOL(生活の質の向上)の立場から私はみずいぼの治療は積極的にやるべきだと思っています。

昔からのピンセットによるつまみ出し方は痛いので評判はよくありません。
しかし1回の治療で7割完治といわれています。
私は小学生以上はこの方法が一番だと考えます。

私の医院での治療を紹介します。


小学生以上は学校からの指示で早く治す必要があります。
ピンセットによる摘出法を選択します。

しかし痛がりで取らせてもらえない場合と6才未満の子供さんは恐怖を与えないようスピール膏を使用して気長に治療しています。


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