毛包炎・せつ・よう・せつ腫症=できもの・おでき
できもの・おできの新患数
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10月 12人 15人 15人 11人 11人 19人 6人 29人 25人 10人 12人 5人 8人 12人 7人
11月 10人 18人 7人 16人 9人 17人 11人 13人 19人 9人 8人 0人 10人 3人 *
12月 11人 7人 13人 8人 7人 15人 15人 16人 6人 4人 11人 5人 6人 5人 *
年間合計 162人 173人 126人 155人 132人 160人 171人 206人 145人 132人 124人 81人 90人 86人 *


                 2005年10月22日現在の新患数


せつ・ようは俗にできもの・おでき・ねぶつなどといわれるものです。
赤い腫れた斑状の発疹があり、その中心に硬い痛みを伴うしこりがあればそれはせつです。
せつフルンケルともいいます。

せつの軽度のものを毛嚢炎(もうのうえん)あるいは毛包炎(もうほうえん)といいます。
さらに毛包炎の軽いものをふきでものということがあります。

せつ
(1999・9・11撮影)
面庁(めんちょう)=顔のせつ
(1999・10・22撮影)


せつは1つの毛孔に黄色ブドウ状球菌が侵入して炎症を起こしたものです。
せつは普通自然に膿が出て治癒します。
そして普通は軽い瘢痕が残ります。

しかし重症の場合は切開排膿(メスで切って膿を出す。)をしなければならない時があります。

せつは時にリンパ節炎を起こしたり、リンパ管炎を起こしたりします。
熱が出たり、寒気がしたり、だるくなったりの全身症状を伴うこともあります。

なお顔のせつ面疔(めんちょう)といいます。
面疔だというとこれは大変だと怖がる患者さんがいますが、それは昔の話で抗菌剤がある現在は全く心配がありません。

せつが身体のあちこちに多発したり、治ったと思ったらまたの感じに次から次へと出来る場合をせつ腫症(フルンクロージス)といいます。

また2つ以上の毛孔に同時に菌が侵入したものをよう(カルブンケル)といいます。
ようせつより症状が重いことが多くたいていは治ったあとに瘢痕が残ります。

私の医院での治療法を紹介します。


皮疹には消毒液を使用し抗菌剤を外用します。
腫脹の強い皮疹には抗菌剤をガーゼに厚めにのばしてはり包帯をします。
早期に治癒させるため適切な抗菌剤(細菌をやっつける薬)を内用させます。
たいていは1〜2週間で完治します。

2週間を過ぎても治癒しない場合は耐性ブ菌の恐れがあります。
こんな場合は菌感受性検査(細菌が耐性菌であるかどうかを調べる検査)が必要です。

しかし実際には菌感受性検査を必要とするような例はほとんど経験しません。

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