凍瘡(とうそう=しもやけ)

chilblain
pernio
frostbite

しもやけ新患数
月/年 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年
1月 13人 15人 6人 36人 12人 15人 19人 33人 13人 10人 22人
2月 13人 23人 16人 17人 11人 13人 17人 20人 13人 7人 21人
3月 0人 4人 7人 2人 1人 8人 1人 10人 2人 7人 6人
4月 0人 0人 0人 1人 0人 0人 0人 0人 3人 3人 1人
5月 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 1人 2人 0人 *
6月 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 1人 0人 *
7月 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 *
8月 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 *
9月 0人 0人 0人 0人 0人 1人 0人 0人 0人 0人 *
10月 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 *
11月 1人 1人 2人 4人 2人 4人 1人 4人 2人 4人 *
12月 9人 11人 10人 16人 7人 10人 6人 29人 12人 19人 *
年間合計 36人 54人 41人 76人 33人 51人 44人 97人 48人 50人 *

                               *2008年3月新患数(4月13日現在)

1月第1週までのしもやけの新患患者38人の年令と性別に調べてみた。年齢的には0才から80才代までどの年令にも発症し、最高年令が101才の男性、最低年令は男女ともに7才でした。女性に多いというデーターを得ました。子供の頃に出来て久しぶりという方が目立った。
私自身も小学生以来の50年ぶりにしもやけが出来たので人数の中にいれました。(2006年1月記)

性別/年令 0〜 10〜 20〜 30〜 40〜 50〜 60〜 70〜 80〜 合計 最高年令・最低年令
男性 2人 0人 0人 1人 1人 1人 5人 3人 1人 14人 101才・7才
女性 2人 2人 1人 4人 3人 5人 2人 2人 2人 24人 85才・7才
合計 4人 2人 1人 5人 4人 6人 7人 5人 3人 38人 101才・7才


1998年末ー1999年初のしもやけ新患数 52人
1999年末ー2000年初のしもやけ新患数 41人
2000年末ー2001年初のしもやけ新患数 67人
2001年末ー2002年初のしもやけ新患数 44人
2002年末ー2003年初のしもやけ新患数 45人
2003年末ー2004年初のしもやけ新患数 51人
2004年末ー2005年初のしもやけ新患数 71人
2005年末ー2006年初のしもやけ新患数 67人
2006年末ー2007年初のしもやけ新患数 41人
2007年末ー2008年4月13日新患数 73人

月間新患数の最多は2001年1月の36人、月別では12月は2005年の29人、2月は1999年の23人。
季節別では2004年末ー2005年初の71人。今冬は現在73人で10年間での新記録です。(2008年4月13日記)

                                   

暖かい静岡市ですが
2002年2月16日朝に
5年ぶりの積雪がありました。
静岡新聞の記事によると
記録的積雪とのことでした。
積雪はわずか3センチでしたが、
暖かい静岡地方では昭和20年の
10センチに次ぐ観測史上2位タイ
の記録とのことです。


冬の寒い風に当たるなど皮膚が寒冷刺激に曝されると手や足の皮膚に赤紫色の円形の発疹ができたり、むくんでいるようにぱんぱんに赤く脹れることがあります。
これを凍瘡(とうそう)といい俗にしもやけといいます。

円形の発疹で多型紅斑に似ているタイプをM型、ぱんぱんに脹れて樽柿に似ているタイプはT型といいます。
ともに寒冷刺激で皮膚の血液の流れが悪くなったために起きた皮膚炎です。

足のT型凍瘡
(1999年11月20日撮影)
手のM型凍瘡
(1999年12月3日撮影)
耳の凍瘡
(1999年12月11日撮影)


部位的にはほとんどが手と足に発生しますが時に耳や鼻に出来ることがあります。
稀ですが短いパンツで寒風に曝されると大腿(だいたい=もも)や下腿(かたい=すね)にも発生します。

季節的には冬に多く、気温でいえば5℃以下でその日の最高気温と最低気温の差が10℃ぐらいの場合に起こりやすいといわれています。

年令的には幼稚園から小中学生に多く発生します。
性別では女性のほうに多く見られ成人になっても悩まされる人がけっこういます。
またしもやけ体質は遺伝するといわれています。

当院の治療を紹介します。


(1)軽い場合は血行を良くするヘパリン類似物質の外用薬で頻繁にマッサ−ジさせます。

(2)外用だけで解決しない場合には血行を良くするカルジノゲナーゼなどを内服させ局所には副腎皮質ホルモン剤を外用させます。
治りにくい場合は漢方薬(当帰四逆加呉茱萸生姜湯)を併用内服させたりビタミンEを併用内服させます。

(3)さらに重症で皮膚潰瘍が出来た場合には潰瘍治療剤を外用させます。

しもやけを起こしやすい人の生活上の注意


(1)寒冷刺激を受けないように外出時は少し大きめの寒気を通過させない厚手の手袋や靴下を着用しましよう。

(2)足は活動により汗をかき靴下が湿気を帯びます。
湿気のある靴下で寒いところにいると局所温度が下がりしもやけを起こします。
湿気を帯びたら靴下をとり替えましょう。

(3)寒冷刺激を受けたあとには手足をマッサージしたり暖房機器で暖めましょう。

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