手足口病

hand foot and mouth disease

当院の手足口病も新患数
月/年 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012年
1月 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人
2月 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 1人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人
3月 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 1人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人
4月 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人
5月 0人 0人 0人 0人 2人 0人 0人 1人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人
6月 1人 0人 0人 0人 2人 0人 0人 1人 0人 0人 0人 0人 1人 0人 0人
7月 1人 4人 1人 0人 6人 0人 1人 5人 2人 1人 0人 0人 6人 4人 0人
8月 0人 6人 6人 0人 0人 0人 1人 0人 0人 0人 3人 0人 0人 2人 0人
9月 0人 1人 1人 0人 0人 2人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 1人 1人 0人
10月 2人 1人 2人 0人 0人 3人 1人 0人 0人 2人 0人 0人 0人 1人 0人
11月 1人 0人 0人 0人 0人 2人 2人 0人 0人 1人 0人 0人 0人 0人 *
12月 0人 0人 1人 0人 1人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 0人 *
年間合計 5人 12人 11人 0人 11人 7人 5人 9人 2人 4人 3人 0人 8人 8人 *


*今月の手足口病の患者さんの数は6人で過去13年間の月別最高人数です。月末までにはあと2週間さらに増えるでしょう。
(2010年7月18日現在)


手足口病の1998年は6月と7月に1人づつ10月から11月に3人受診されて患者さんは年間で僅かに5人でした。
1999年は6月まで0人でしたが7月は4人、8月は6人、9月と10月1人づつで合計12人で前年の倍以上でした。

手のひらと足の裏に1ミリ以下の赤いぶつぶつか水ぶくれがあって口の中の粘膜に赤い1ミリ大のびらんがあれば手足口病です。
しばしば手足だけにとどまらず膝部・肘部・臀部にも発生します。
時に両上腕と両下腿にも生ずることがあります。

手足口病の手の皮疹
(1999・9・14撮影)
手足口病の足の皮疹
(1999・9・14撮影)
手足口病の膝の皮疹
(1999・9・14撮影)


病因はコクサッキーA16かエンテロウイルス71による流行が大部分です。
稀にコクサッキーウイルスA5・A10・B5とエコーウイルス6によることがあります。

手足口病の潜伏期は3〜6日で1週間で治癒します。
全身症状(発熱・くしゃみなどの呼吸器症状・下痢などの消化器症状・頭痛などの精神症状・結膜炎・リンパ節炎など)はないことが多い。
あっても軽度のことが殆どです。

しかし大変稀なことですがエンテロウイルス71(EV71)が大流行すると脳炎・髄膜炎を併発して死亡することがあります。
1997年の大阪市の手足口病の3例の死亡例、1998年の台湾での手足口病の大流行で72例の死亡例がありました。
〜2008年に中国で大発生(2008年5月8日現在感染者24934人で死者32人)〜

当院での治療を紹介します

(1)放置していても4〜5日すれば治癒しますが発疹が大きい場合は外用薬を使います。

(2)口内炎があって痛がる場合はアズレンなどの含嗽剤(うがい薬)を使用することがあります。

手足口病の家庭での注意


(1)口内炎があると水分と食事を取りにくい時があるのでしみたりしない消化のよい食事をとらせ脱水症状に注意をして頂きます。

(2)腸管系ウイルスが原因ですから患者さんの家族特に子供にはうがいと手洗いを勧めます。

微生物による皮膚病へ戻る
皮膚病50音順総索引