真菌顕微鏡検査 17点(170円・3割51円・2割34円・1割17円)
(排泄物,滲出物又は分泌物の細菌顕微鏡検査 3.その他のものに準ずる)
簡易培養同定検査 50点(500円・3割150円・2割100円・1割50円)
細菌培養同定検査 5その他の部位からの検体
95点(950円・3割285円・2割190円・1割95円)
細菌薬剤感受性検査
1菌種 110点(1100円・3割330円・2割220円・1割110円)
2菌種 150点(1500円・3割450円・2割300円・1割150円)
3菌種以上200円(2000円・3割600円・2割400円・1割200円)
微生物学的検査判断料
150点(1500円・3割450円・2割300円・1割150円)
皮膚貼布試験(パツチテスト)
1、21箇所以内の場合(1箇所につき) 16点(160円)
160円×2=320円(2種類)
160円×P=160P円(P種類)
2、22箇所以上の場合(一連につき)
350点(3500円・3割1050円・2割700円・1割350円) |
皮膚科診療所内で実際に行うことが出来る検査に限定して説明します。
足の裏とか足のゆびの間ににかゆい皮膚病が出来るとすぐに水虫だと思う患者さんが多いようです。
足に出来る皮膚病は白癬菌の寄生で起きる水虫だけではありません。
それが皮革とかゴムのかぶれであったり、汗の分泌がらみで出来る発汗異常性湿疹であったり、掌蹠角化症であったり、皮膚科的難病の掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)であったりします。
これらの皮膚病とみずむしとを鑑別するために皮膚のむけている皮をピンセツトで取ったり水ぶくれを破って皮を取ってスライドグラスとデツキグラスというガラス板を使用して皮膚を溶かす薬剤や白癬菌を染める試薬で白癬菌を見えやすくして顕微鏡で白癬菌の存在を確認します。
白癬菌を顕微鏡で調べるこの一連の行為を真菌顕微鏡検査といい保険全額で170円です。
水虫で足の皮膚を爪の水虫で足の爪を各々調べた場合には慣例的に保険全額で340円です。
顕微鏡で見て皮膚や爪の中に白癬菌というかびが生存しているかどうか判断する技術料を微生物学的検査判断料といい保険全額が1500円で1か月に1回だけ請求されます。
顕微鏡で白癬菌が見つからない場合には採取した皮膚や爪を白癬菌専用の培地を使い1週間程培養装置で暖めて白癬菌の有無を確認する場合があります。
この場合の検査は簡易培養検査で保険全額で500円です。
カンジダ菌をカンジダ用の簡易培地で培養する時も簡易培養検査でやはり500円です。
白癬菌が猫とか犬に寄生するミクロスポールム カニスであったり土の中に生存するミクロスポールムギプセウムである場合は菌の種類を同定し確認することがあります。
その場合は真菌培養同定検査で保険全額で950円です。
培養検査の技術料も微生物学的検査判断料で1500円で1か月に1回だけ請求されます。
かぶれとか薬疹の時に原因物質を確定するために皮膚貼布試験(パツチテスト)をします。
患者さんの背中などの皮膚に原因の薬剤とかテスト用の試薬あるいは原因と思われる化粧品などを
張って2日後あるいは1週間後に判定します。
1種類が160円で22箇所以上が3500円が限度です。
皮膚に沢山貼り付けられられるのは患者さんにとっては心身ともに負担ですが金銭的には1回で出来る限度いっぱいでしてもらう方がお得です。
なお皮膚貼布試験で使用した薬剤は薬価が15円を超える時は以下の計算式で算定します。
| 薬剤料=1点+(薬価−15円)/10円 点(1点未満は切り上げる) |
| 窓口負担の目安 |
保険全額 |
1割負担 |
2割負担 |
3割負担 |
| 真菌顕微鏡検査 |
170円 |
17円 |
34円 |
51円 |
| 簡易培養同定検査 |
500円 |
50円 |
100円 |
150円 |
| 細菌培養同定検査 |
950円 |
95円 |
190円 |
285円 |
| 微生物学的判断料 |
1500円 |
150円 |
300円 |
450円 |
| 皮膚貼布試験(1箇につき) |
160円 |
16円 |
32円 |
48円 |
| 皮膚貼布試験(22箇所以上) |
3500円 |
350円 |
700円 |
1050円 |
実例
Aさんが右足の裏にかわむけが出来てかゆいので水虫ではないかと思ってZ医院を受診しました。
足の裏の皮膚の顕微鏡検査の結果診断は足白癬でした。
そこで患部にマイコスポールクリームをつけてもらい薬の塗り方の指導をうけました。
水虫薬のマイコスポールクリーム(10gチユーブ)を薬の説明書と共に1本投薬されました。
窓口支払はいくらでしょうか。
Aさんが3割負担、2割負担、1割負担の場合を答えて下さい。
マイコスポールクリームは1gが56.00円です。
なお軟膏処置でマイコスポールクリームを1g使用したとして算定して下さい。 |
| Aさんの保険点数の内訳 |
保険全額 |
| 初診料 |
2700円 |
| 真菌顕微鏡検査 |
170円 |
| 微生物学的検査判断料 |
1500円 |
| 皮膚科軟膏処置 |
420円 |
| 処置薬剤料 1g |
60円 |
| 処方料 |
420円 |
| 調剤料 |
60円 |
| 薬剤料 |
560円 |
| 薬剤情報提供料 |
100円 |
| 保険全額合計点数 |
6050円 |
窓口支払は以下のとうりです。
| 3割負担 |
6050円×0.3=1815円 |
四捨五入で1820円 |
| 2割負担 |
6050円×0.2=1210円 |
四捨五入で1210円 |
| 1割負担 |
6050円×0.1=605円 |
四捨五入で610円 |
診療報酬点数と早見表(平成16年4月改正) 医療保険業務研究協会発行
薬効別薬価基準保健薬辞典(平成16年4月版) 薬業研究会編 じほう発行
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