医師 始めに


ウイルス性いぼは自然治癒したりいぼ地蔵でおちることは昔から言われており、実際に経験者がけっこうおります。
これは脳(こころ)が関与しての暗示療法のひとつと考えてよいのではないでしょうか。
近頃は精神神経内分泌免疫学が発達してきて免疫系から脳(こころ)への影響、脳(こころ)から免疫系への影響が解明されつつあります。

自然治癒はいぼウイルス浸入による何らかのサインが脳(こころ)に送りその結果いぼウイルスに対する免疫が成立していぼが治癒したものと考えれます。
またオマジナイとかイボ地蔵によるお祈りでイボが治癒する場合がありますがこれは脳(こころ)からのサインがいぼウイルスに対する免疫を成立させて治癒したものと考えられます。
医療行為に際して殆ど効果のない薬(プラセボ)でいぼが治癒することがありますが同様のメカニズムと思います。
極端な言い方をすればウイルス性いぼの治療に関しては医療行為全てに暗示効果が関与しているのかもしれません。

皮膚科で治療を長期間続けていても治ってくれないケースが時々あります。
こんな場合は皮膚科でのいぼ治療に加えいぼ神様・仏様の力を借りた暗示療法を併用すれば治療期間を短く出来るのではないかと思います。
なお医学的には暗示療法で治癒するいぼはウイルス性いぼだけです。
いぼ神様・仏様の力をお借り出来るのは皮膚科専門医によってウイルス性いぼであることを確定している場合に限ります。

参考文献


精神神経内分泌免疫学 心とからだのネットワーク、その仕組み 神庭重信、久保田正春編 診療新社発行  2000・2・21第1版
こころと体の対話 精神免疫学の世界 神庭重信著 文藝春秋発行 1999・5・20第1刷
仏像 心とかたち 望月信成・佐和隆研・梅原猛著 日本放送出版協会発行 1997・5・20第109刷
地蔵さま入門 大法輪閣発行 2000・10・6 増補新装版第1刷
観音さま入門 大法輪閣発行 2000・10・6 増補新装版第1刷
不動さま入門 大法輪閣発行 2000・8・10 増補新装版第1刷
仏教用語辞典 大法輪閣発行 1994・1・20第1版第11刷
日本石仏事典 庚申懇話会編 雄山閣出版 1996・6・5第2版新装版2刷
医と石仏・庶民の治病信仰 会田秀介著 青娥書房発行 2002・8・20初版第1刷
野仏の見方 戸山晴彦「サライ」編集部編 小学館発行 2002・8・20初版第1刷
皮膚病の話 滝川雅浩著 静岡新聞社発行 1996・4・28初版
皮膚科Q&A2 長島正治・大城戸宗男編 金原出版発行 1985・10・8第1版第1刷
現代皮膚科学大系第9巻 中山書店発行 1980・5・25初版第1刷
医者がすすめる民間療法 橋本行生著 講談社発行 1979・12・3初版第1刷
皮膚病の百科 保健同人社発行 1978・12・1第2版第1刷
臨床皮膚科全書第5巻 金原出版発行 1969・10・30初版第1刷
皮膚科治療の実際 小嶋理一編 金原出版発行 1969・6・20初版第1刷


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