蛙 疣地蔵尊・いぼとり地蔵
愛知県刈谷市御幸町7


 愛知県H市にお住まいのM薬品のSさんからまたまたいぼとり地蔵の写真が届きました。江川清文氏編著の『カラーアトラス疣贅治療考』(医歯薬出版)の57頁の愛知県にある「いぼとり地蔵」として掲載されている地蔵さんだったのです。いつも本の写真を見ながら愛知県のどこにある地蔵なのかなといつも気になっていたいぼ神様の一つだったのです。ネット掲載された刈谷市の市民だより(平成17年5月1日)の歴史散歩74によると御幸町にある元刈谷のいぼ地蔵で、延宝9年(1681)に刈谷市天王町6−7にある曹洞宗神守山楞巌寺(りょうごんじ)に深く帰依していた神谷忠左衛門がお堂を建てて地蔵像をおまつりしたといわれています。最初松坂町のあたりにあったのですが昭和の初めと昭和44年の区画整理の2度の移転により現在の場所に落ちついたとのことです。いつのころか「いぼが落ちる」というご利益があらわれ、「いぼ地蔵」と呼ばれるようになりました。(2010年1月17日記)

地蔵堂(左前方から) 地蔵堂(左前方から)
地蔵堂(正面から) 地蔵堂(正面から)
疣地蔵尊(正面から) 疣地蔵尊(正面から)
上半身の拡大像 上半身の拡大像


参考サイト


刈谷市ホームページ

Sさんのホームページ(健康の館)

ブログ「いぼとり神様・仏様」も御覧下さい

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