えぼ地蔵
東京都足立区加平1−2−37


環状七号線の首都高速6号線の東側の加平出入口に沿って南へ100mほど歩き右折したところの道路沿いの加平1−2ー37家と家の間に小さなお堂の中にえぼ地蔵といわれる石の像がありました。塩地蔵とのことですが塩は供えてありませんでした。石の像は塩でとろけたのか墓石のようにも見えるものでした。

家と家の間にえぼ地蔵のお堂 えぼ地蔵の地蔵堂の拡大
家と家の間にえぼ地蔵のお堂 えぼ地蔵の地蔵堂の拡大


このえぼ地蔵は現在地より40mほど西の旧嘉兵衛橋東詰にあったものを1964年(昭和39年)の区画整理で現在地に移されたそうです。
えぼ地蔵には次のような話が残っています。江戸時代の寛永年間(1624〜1644年)の綾瀬川の川幅拡張工事の時に嘉兵衛橋の直ぐ上から発掘された地蔵さまと言われています。

お堂の中には二体の石像 小さな石像が昔からあるえぼ地蔵
お堂の中には二体の石像 小さな石像が昔からあるえぼ地蔵


祈り方は江戸に多い塩地蔵で祈ったあと供えてある塩を持ち帰りイボにつけました。イボが取れた時のお礼は塩の倍返しといわれています。
お堂の中には大きな新しい石像と小さな石像の二つがありましたが昔からあるものは小さな石像で、大きなものは後で作らせた像とのことです。
                                     (写真撮影2007年5月20日)

えぼ地蔵の地図Google Map

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