おしゃもじさん・佐久神社
静岡市清水区三保3051−1
2014年4月22日・2016年4月24日更新


 三保の松原の北、三保の灯台の南、県道199号線の灯台入口信号機近くにある佐久神社(おしゃもじさん)がいぼの神様であることをネット検索で知りました。早速佐久神社を訪れてみました。佐久神社のご近所の方に尋ねたところ、おしゃもじさんの資料を下さいました。その資料によるとイボ取りの神様の言い伝えがあることが記載されていました。社殿の中には田畑の検地に使った検地竿が奉納されているとのこと、扉にはしゃもじがつるされていました。羽衣出版平成6年7月29日発行の『新版駿河の伝説』には、杓文字神社として紹介されていて〜サオ神社と言ったが、後になまってシャモジとなった。祠は村の北の隅にある。硬虫、いぼ類の皮膚病に霊験があるといわれる。病気が治った時のお礼は、歳の数ほどの団子や杓文字を奉納したといわれている〜との記載がありました。

南方から眺めた佐久神社のタブの木 北方から眺めた佐久神社のタブの木
南方から眺めた佐久神社のタブの木 北方から眺めた佐久神社のタブの木
佐久神社の鳥居 佐久神社のお社
佐久神社の鳥居 佐久神社のお社


おしゃもじを奉納するいぼ神様はお隣の愛知県名古屋市に2か所あります。
愛知県名古屋市中川区山王町3−12にある神明社境内社の西宮社と、同じ中川区月島町11−1にある金刀比羅社境内社の西宮神社です。
ともに沢山のおしゃもじを奉納されていましたが、佐久神社のおしゃもじの奉納は社殿の扉につるされた僅か5個のしゃもじでした。(2010年10月14日記)

向って左前方から眺めた社殿 向って右前方から眺めた社殿
向って左前方から眺めた社殿 向って右前方から眺めた社殿
真正面から眺めた社殿 扉にぶら下げられたおしゃもじ
真正面から眺めた社殿 扉にぶら下げられたおしゃもじ
(撮影は2010年10月7日)


 2014年4月19日(土曜)に開催された JR東海主催のさわやかウォーキング〜世界遺産「三保松原」を訪ねて〜に参加しました。
コース終了近くのエスパルスドリームフエリーの三保桟橋の手前でちょっと寄り道をして佐久神社・おしゃもじさまに4年ぶりに寄らせて頂きました。
おしゃもじさまは4年前と変わらぬ姿で、本殿の扉には4年前と同様に同じようなしゃもじが吊り下げられていました。(2014年4月22日記)


佐久神社の鳥居 佐久神社の鳥居
 佐久神社の本殿 佐久神社の本殿
本殿扉のおしゃもじ 本殿扉のおしゃもじ

(写真撮影は2014年4月19日)

 2016年4月23日(土曜)に開催されたJR東海主催のさわやかウォーキング〜ディスカバー三保半島に参加しました。
今回は清水港の水上バスを往復ともに利用したコースで、佐久神社(おしゃもじ様)がコースに入っていました。
おすあもじ様には3回目、2年ぶりの訪問です。(2016年4月24日記)

中央に見える木は佐久神社の神木
ウオーキングの方が歩いています
佐久神社の北側
神社の前にはウオーキングの方が沢山います。
神社の前のコース案内板
佐久神社の説明書も置いてあります
さわやかウォーキングの方がお詣りしています。

(写真撮影は2016年4月23日)

おしゃもじさんへのアクセス→GooGleMap


参考サイト


静岡市公式サイト

ブログ「いぼとり神様・仏様」も御覧下さい。

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