専念寺のいぼとり地蔵
横浜市鶴見区東中町3−18


 2001年に横浜市の栄区の小菅ヶ谷のいぼとり地蔵西区宮ヶ谷の原のいぼとり地蔵を訪問しましたが、横浜市へは9年ぶりの訪問です。この度は鶴見区のいぼとり地蔵を訪問することにしました。専念寺のいぼ地蔵については平成17年(2005年)12月に発行した『いぼとり神様・仏様』の555か所のいぼ神様リストに掲載されていますのでそれ以前にネット検索で見つけたものと思います。京浜急行本線の鶴見市場駅下車、駅の西側の階段を降りたすぐ前が専念寺です。専念寺は浄土宗の寺院で正式には一心山阿弥陀院専念寺といいます。

鶴見市場駅の階段を降りたお向かいが専念寺 ご本堂左手前にいぼとり地蔵の地蔵堂
鶴見市場駅の階段を降りたお向かいが専念寺 ご本堂左手前にいぼとり地蔵の地蔵堂
地蔵堂の中央にいぼとり地蔵 後方から眺めたいぼとり地蔵
地蔵堂の中央にいぼとり地蔵 後方から眺めたいぼとり地蔵


専念寺のご本堂に向って左手前の地蔵横のお寺の縁起の掲示には〜延命子育地蔵尊の由来、弘安2年7月(1272年)今より706年前鎌倉戦士を祀るため六郷川の渡守宇吉なる者が建立したもの也、その功徳は熱病、吹出物、皮膚病一切を治したので、わけてイボ地蔵尊の称あり。〜とありました。いぼとり地蔵はお寺の縁起の掲示板の手前に居られます。赤い屋根の地蔵堂の中央がいぼとり地蔵です。

いぼとり地蔵の手前左に観音、右に石像3体 いぼとり地蔵の上半身の拡大
いぼとり地蔵の手前左に観音、右に石像3体 いぼとり地蔵の上半身の拡大
いぼとり地蔵の下半身の拡大 地蔵足元の奉納された小石
いぼとり地蔵の下半身の拡大 地蔵足元の奉納された小石
(写真撮影は2010年10月14日)

いぼとり地蔵は地蔵堂の中央の居られ、向って左手前に観音像、右手前には3体の小さな仏像がいぼとり地蔵尊をお守りしているようでした。あいにく御住職が不在でしたので合ってお話を聞くことが出来ませんでした。いぼとり地蔵の足元には沢山の丸い石が奉納されていましたので、石を頂いて帰り、いぼを石で撫でて、いぼとり祈願をし、願いが適ったら石を加えてお返しするという風習が想像されました。(2010年11月14日記)

専念寺へのアクセス→GooGleMap

参考サイト

横浜市鶴見区のホームページ専念寺のページ

神奈川県横浜市鶴見区の浄土宗の寺院/専念寺

ブログ「いぼとり神様・仏様」

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