いぼ地蔵尊・川除け地蔵尊
〜静岡市中島〜


週間新聞「静岡リビング」に掲載されている「しずおか百地蔵」に静岡市中島のいぼとり地蔵尊が紹介されていました。
私達が訪問した地元静岡市の4番目のいぼ取り地蔵さんです。
県道84号線・中島南安倍線(通称インター通り)の東名高速道路のガードに沿って安倍川方向400mほどの安倍川堤防のすぐ手前にありました。

樹齢百年以上と思われる松の巨木の林の中に1本の楠の巨木があり、その下に地蔵堂があります。中に目指すいぼとり地蔵尊がおられました。
地蔵の台座には安永9年(1780年)庚子立之11月吉日とありました。
江戸時代後期の第10代将軍徳川家治(1760年ー1786年)の時代にあたります。

松の巨木の林の中に地蔵堂その後方を安倍川が流れている 楠の巨木は落雷で半枯れです
地蔵堂の松の巨木の林
の後方に安倍川が流れています
楠の巨木の右手に地蔵堂
楠の木は落雷で半枯れです


地蔵尊について近くの有賀さん宅に取材に訪れて大奥様のお話を聞きました。
地蔵堂のすぐ横にある大きな楠の巨木は数年前に落雷にやられて半分以上枯れてしまいましたがお地蔵さんは全く無傷でした。
また大正3年(1914年)の夏の大水害の時に土手が決壊した時にも流れに転げ落ちてもその場に留まっていたそうです。

いぼとりを祈願すると昔からイボがよく取れ、いぼとりの祈願はただお願いするだけでよいそうです。
今もイボとり祈願に御参りする方が多く、大奥様の同年代の方でいぼとりをお願いをして見事にイボが取れたことを話して下さいました。
地蔵堂の向かって右側の柱に「ありがたや あべのかわらのじぞうさん あまたのひとをすくいたまえ」の詞がありました。

右柱に「ありがたや あべのかわらのじぞうさん あまたのひとをすくいたまえ」の詞 いぼ地蔵尊
右柱に「ありがたや 
あべのかわらのじぞうさん 
あまたのひとをすくいたまえ」の詞
いぼ地蔵尊


地蔵堂はいぼ地蔵尊の旗が風になびいて、まわりに草などもなくきれいになっていました。
赤い大きなよだれかけをつけてもらったいぼ地蔵尊を近くの地区の方々が当番で地蔵様のお世話をしているそうです。
毎年7月24日には中島の法城山昌林寺のご住職にお願いしての地蔵さんの祭りが行なわれます。

静岡リビングの記事によると河川の氾濫のないことを祈願しての「川除け地蔵尊」として建立されたとのことです。
後にイボトリを祈願をした人のイボが見事に取れたことが口伝えに広まっていぼ地蔵尊ともなったそうです。
地蔵さんはまた延命地蔵尊でもあるそうです。

いぼ地蔵尊へのアクセス→Google Map

JRにて

点滅の信号機のある交差点右手の松林にいぼ地蔵尊 点滅の信号機のある交差点
右手の松林にいぼ地蔵尊


JR新幹線静岡駅下車し、静岡鉄道バスで東名静岡バス停下車し南へ徒歩200mほどで東名のガードがあります。
そこで右折して安倍川方向に200m歩くと点滅信号のある交差点に着きます。
そこを右折してすぐに左折して細い道を少し歩くと有賀さん宅があります。
有賀さん宅の塀にそって細い農道を入ってゆくと安倍川堤防の手前に松の巨木の林があってその中にいぼ地蔵尊の地蔵堂があります。

マイカーにて

安倍川堤防から見た巨木の松林 安倍川堤防から見た巨木の松林


東名高速道路静岡ICを出て県道84号線を左折してすぐの東名ガード手前で右折、300mほどで安倍川堤防上の道路に出ます。
堤防に出て100mぐらいのところの右下に巨木の松の林が目に入り、右に下る手すりのついた階段が見えます。
マイカーを堤防の道脇に停めて、その階段を下りて右方向に草むらの道をたどり松林に入るとすぐ地蔵堂の前に出ます。

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