塩地蔵・いぼとり地蔵
東京都足立区西新井大師


製薬会社M社のYさんから西新井大師・總持寺(にしあらいだいし・そうじじ)にいぼ地蔵があるとの情報を頂き早速訪れました。東武電鉄の大師前駅を下車すると向かって右手が西新井大師です。改札口は無人で駅舎を右方向に出ると右側の光明殿を過ぎて塀に沿って西方向に歩くと山門前に出ます。

西新井大師の山門 塩地蔵のお堂
西新井大師の山門 塩地蔵のお堂


西新井大師の境内には沢山の露店が並んでいて、まさに心あたたまる下町の雰囲気です。山門を入るとすぐ左手に塩地蔵のお堂があり,地蔵さんは真っ白な塩に囲まれていました。江戸時代から疣取りその他に霊験ありと伝えられています。

塩地蔵(いぼ取り地蔵) 塩をイボにつけるとイボが取れる。
塩地蔵(いぼ取り地蔵) この塩を頂いてイボにつけると
イボがとれます。


この塩を頂いてイボにつけるとイボがとれるとのことで、イボが取れたら塩を倍にして返します。塩地蔵の真ん前に露店を出していた中年の男性に塩地蔵について尋ねました。イボも取れるが、神経痛にも効果があるとのことで塩をもらって帰って痛いところにつけるか風呂にいれるかするとたちどころに効果てきめんと話してくれました。(2001年1月3日記)

西新井大師・五智山總持寺

總持寺は真言宗豊山派の寺で、本堂の遍照殿は昭和47年に竣工されました。西暦824年〜833年(天長の頃)に弘法大師が十一面観世音菩薩像を造り、建立したお寺です。その後数度にわたる兵火の難を免れたので「火伏せの大師」といわれ信仰を集めました。江戸時代には徳川三代将軍家光から20石の朱印を受け、八代将軍吉宗の参拝があり広く信仰を集めました。西新井大師は牡丹の名所で「西の長谷寺・東の西新井」と呼ばれぼたん園の4500株の開花期には特に賑わいます。

本堂の遍照殿 関東八十八か所の特別霊場です。
本堂の遍照殿 弘法大師の像で関東八十八か所の
特別霊場の一つです。


西新井大師へのアクセス→Google Map

JR新幹線東京駅で下車し、環状線でJR上野駅まで行って、乗り換えて常磐線でJR北千住駅まで乗車します。北千住で東武伊勢崎線に乗り換えて西新井駅まで行きそこから乗り換えて大師前駅へは一駅です。

参考文献およびサイト

東国へんろ 平幡良雄著 満願寺教化部発行 1997年12月21日初版

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