付録 項目別 <露地・茶室・掛物・茶道具・炭・遠州七窯・七事式
          七種の蓋置・七種の建水・七種の香合・四滴茶入・千家十職>


  (注)いろいろな資料をもとに作成しています。流派ごとに多少読みに違いがあるかもしれません。


露地

◇露地の構成

飛石(とびいし)  寄付(よりつき)  待合(まちあい)  床(とこ)  雪隠(せっちん)  腰掛待合(こしかけまちあい)  枝折戸(しおりど)  蹲踞(つくばい)  躙口(にじりぐち)  本席(ほんせき)  茶道口(さどうぐち)  塵穴(ちりあな)  水屋(みずや)

◇中門付近の役石(やくいし)

待合(まちあい)  外露地(そとろじ)  霰零し(あられこぼし)  次客石(じきゃくいし)  客石(きゃくいし)  乗越石(のりこえいし)  四つ目垣(よつめがき)  中門(ちゅうもん)  亭主石(ていしゅいし)  猿戸(さるど)  手水鉢(ちょうずばち)  後石(うしろいし)  前石(まえいし)  内露地(うちろじ)  踏分石(ふみわけいし)  物見石(ものみいし)  茶席(ちゃせき)

◇蹲踞付近の役石

飛石(とびいし)  前石(まえいし)  水門(すいもん)  手燭石(てしょくいし)  湯桶石(ゆおけいし)  手水鉢(ちょうずばち)

◇石燈籠

宝珠(ほうじゅ)  請花(うけばな)  笠(かさ)  火袋(ひぶくろ)  円窓(えんそう)  火口(ひぐち)  中台(ちゅうだい)  請花(うけばな)  竿(さお)  節(ふし)  連珠(れんじゅ)  反花座(かえりはなざ)  香狭間(こうざま)  基礎(きそ)  基壇(きだん)


茶室

◇茶室外部の各部名称

突上窓(つきあげまど)  下地窓(したじまど)  躙口(にじりぐち)  刀掛(かたなかけ)  力竹(ちからだけ)  壁止め(かべどめ)  踏石(ふみいし)  差石(さしいし)  根石(ねいし)

◇躙口付近の役石

躙口(にじりぐち)  軒内(のきうち)  一番石(いちばんいし)踏石(ふみいし)  二番石(にばんいし)落石(おとしいし)  三番石(さんばんいし)乗石(のりいし)  飛石(とびいし)

◇屋根の形式

切妻造(きりづまづくり)と土庇(どびさし)  入母屋造(いりもやづくり)  切妻造(きりづまづくり)  寄棟造(よせむねづくり)  宝形造(ほうぎょうづくり)

◇窓の種類

下地窓(したじまど)  連子窓(れんじまど)

◇茶室内部の各部名称

<点前座>
袖壁(そでかべ)  横木(よこぎ)  風炉先窓(ふろさきまど)  中柱(なかばしら)

<床>
釣花入(つりはないれ)の釘(くぎ)  落掛け(おとしがけ)  中釘(なかくぎ)  床畳(とこだたみ)  床框(とこかまち)  花釘(はなくぎ)  床柱(とこばしら)  相手柱(あいてばしら)

◇出入り口の種類と各名称

<貴人口と躙口>
貴人口(きにんぐち)  腰張り(こしばり)  躙口(にじりぐち)

<方立口と火燈口>
方立口(ほうだてぐち)  火燈口(かとうぐち)

◇茶室の平面構成

一畳台目(いちじょうだいめ)  二畳(にじょう)  二畳台目(にじょうだいめ)  三畳(さんじょう)  四畳半(よじょうはん)  四畳半台目(よじょうはんだいめ)

◇水屋の各部名称

通し棚(とおしだな)  簀子棚(すのこだな)  腰板(こしいた)  簀子流し(すのこながし)  炭入(すみいれ)  物入(ものいれ)


掛物

◇掛物の名所(などころ)
<表>
巻緒(まきお)  掛緒(かけお)  天(てん)  風帯(ふうたい)  露(つゆ)  一文字(いちもんじ)  本紙(ほんし)  中縁(ちゅうべり)  地(ち)  軸(じく)  巻紙(まきがみ)

<裏>
鐶(かん)  表木(ひょうぼく)  外題(げだい)  巻絹(まきぎぬ)  軸木(じくぎ)  軸助(じくたすけ)

◇表装の種類
ひょうほえ*ひょう(補の甫が表)ほえ(補の甫が背)または(ひょう補)(ひょうほ)* ひょう(補の甫が表)  輪ほえ(りんほえ)ほえ(補の甫が背)または輪補(りんほ)  幢ほえ(どうほえ)*ほえ(補の甫が背)または幢補(どうほ)


茶道具の名所(などころ)

◇釜の名所

摘み(つまみ)  座(ざ)  蓋(ふた)  口造り(くちづくり)  かん付(かんつき)*かん(金+丸)  肩(かた)  甑(こしき)  胴(どう)  羽落ち(はおち)  羽(はね)  真底(まぞこ)  上底(うわぞこ)  中底(なかぞこ)  湯口(ゆぐち)  火受(ひうけ)  火包(ひづつみ)

◇風炉の名所

口(くち) 甑(こしき) 肩(かた) かん付(かんつき)*かん(金+丸)  胴(どう)  火窓(ひまど)  足(あじ)  底(そこ)

◇茶入の名所

口造り(くちづくり)  捻り返し(ひねりがえし)  甑際(こしきぎわ)  甑(こしき)  肩(かた)  胴紐(どうひも)腰帯(こしおび)  胴(どう)  釉際(くすりぎわ)  腰(こし)  土見(つちみ)  裾(すそ)  なだれ  底(そこ)糸切(いときり)  畳付(たたみつき)盆付(ぼんつき)

◇仕覆(しふく)の名所

内留(うちどめ)  緒(お)  縒(つかり)  まち  底(そこ)


◇棗の名所

甲(こう)  肩(かた)  小ネズミ(こねずみ)  立上がり(たちあがり)  わたし  合口(あいくち)  胴(どう)  底(そこ)

◇茶碗の名所

見込(みこみ)  茶巾摺(ちゃきんずれ)  茶溜り(ちゃだまり)  茶筅摺(ちゃせんずれ)  口造り(くちづくり)  口辺下(くちべりした)  胴(どう)  腰(こし)  高台脇(こうだいわき)  高台内(こうだいうち)  畳付(たたみつき)  高台(こうだい)

◇茶杓の名所

節上(ふしうえ)  節下(ふしした)  露(つゆ)  櫂先(かいさき)  樋(ひ)  外櫂(そとかい)  内櫂(うちかい)  撓め(ため)  舟底(ふなぞこ)  雉子股(きじまた)  節(ふし)  節裏(ふしうら)  追取(おっとり)  切止(きりとめ)  直腰(すぐこし)  逆樋(さかひ)  穂先(ほさき)  蟻腰(ありごし)  根元(ねもと)  順樋(じゅんひ)本樋(もとひ)

◇茶筅の名所

穂先(ほさき)  茶じみ(ちゃじみ)  軸(じく)  かがり糸(いと)  節(ふし)

◇柄杓の名所

合(ごう)  底(そこ)  月形(つきがた)  口(くち)  しのぎ  節(ふし)  切止(きりどめ)  爪(つめ)  くり  柄(え)  差通し(さしとおし)



炭の寸法


枕炭(まくらずみ)  丸管炭(まるくだずみ)  割管炭(わりくだずみ)  丸毬打(まるぎっちょ)  割毬打(わりぎっちょ)  点炭(てんずみ) 胴炭(どうずみ)  香合台(こうごうだい)  枝炭(えだずみ)  輪胴(わどう)


遠州七窯(えんしゅうなながま)

静岡県・志戸呂(しとろ)  滋賀県・膳所(ぜぜ)  福岡県・上野(あがの)  京都府・朝日(あさひ)  大阪府・古曽部(こそべ)  奈良県・赤膚(あかはだ)  福岡県・高取(たかとり)  *古曽部→伊賀のことも


七事式(しちじしき)

花月(かげつ)  且座(さざ)  茶カブキ(ちゃかぶき)  廻り炭(まわりずみ)炉のみ  廻り花(まわりばな)  一二三(いちにさん)  数茶(かずちゃ)


七種の蓋置(しちしゅのふたおき)

『茶道用語辞典』  穂屋(ほや)(火舎香炉・ほやこうろ)  五徳(ごとく)(隠架・いんか)  一閑人(いっかんじん)  三つ人形(みつにんぎょう)  栄縲(さざえ)  三つ葉(みつば)  蟹(かに)
『茶の湯用語集』  火屋(ほや)  隠架・いんか(五徳)  一閑人(いっかんじん)  三つ人形(みつにんぎょう)  三つ葉(みつば)  蟹(かに)  栄縲(さざえ)


七種の建水(しちしゅのけんすい)『茶道用語辞典』

大脇差(おおわきざし)  差替(さしかえ)  棒の先(ぼうのさき)  金盥(かなだらい)  鎗鞘(やりのさや)  瓢箪(ひょうたん)  餌畚(えふご)


七種の香合(しちしゅのこうごう)『茶道用語辞典』

祥瑞(しょんずい)  蜜柑(みかん)  瓜(うり)  瓢箪(ひょうたん)  瑠璃雀(るりすずめ)
染付(そめつけ)  牛(うし)WEB  屏風箱(びょうぶばこ)
呉須(ごす)   周茂叔(しゅうもしゅく)WEB


四滴茶入(してきのちゃいれ)『茶の湯用語集』

水滴(すいてき)  油滴(ゆてき)  手瓶(てがめ)  弦付(つるつき)


千家十職(せんけじゅっしょく)

楽吉左衛門(らくきちざえもん)茶碗師(ちゃわんし)  大西清右衛門(おおにしせいえもん)釜師(かまし)  中村宗哲(なかむらそうてつ)塗師(ぬし・ぬりし)  駒沢利斎(こまざわりさい)指物師(さしものし)  中川浄益(なかがわじょうえき)金物師(かなものし)  土田友湖(つちだゆうこ)袋師(ふくろし)  奥村吉兵衛(おくむらきちべえ)表具師(ひょうぐし)  飛来一閑(ひきいっかん)一閑張細工師(いっかんばりさいくし)  黒田正玄(くろだしょうげん)竹細工・柄杓師(たけざいく・ひしゃくし)  永楽善五郎(えいらくぜんごろう)土風呂・焼物師(どぶろ・やきものし)


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