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ボランティア一般

フロッピーディスク、来年3月販売終了!

2010年4月24日

4月24日読売新聞 →こちら

—————————————————–以下記事より

さよならフロッピーディスク、来年3月販売終了

 ソニーは23日、パソコンで作成した文書やデータを保存する記録媒体「フロッピーディスク」
の販売を2011年3月末で終了すると発表した。

 ソニーの撤退で国内最大手の製品は姿を消すことになる。

 現在の直径3・5インチ型はソニーが開発し、1981年に世界で初めて米国で発売し、
日本では83年に発売された。

 しかし、近年はハードディスクやDVD、USBメモリーなど新しい記録媒体に押されて
需要が減少。
生産は中国メーカーに委託していたが、必要な部品の調達も難しくなっており、販売を終了する。
—————————————————–以上記事より

以前から言われていましたが、いよいよ販売終了が発表されました。
年配の視覚障がい者で「フロッピーディスク」を使い慣れている方は大変でしょうね。
製品がなくなるということはどうしようもないことです。
関係者は数年前からこの情報を伝えていました。
他の記録媒体に上手に移行できるように願っています。

『光は闇より② 点字の父 ルイ・ブライユ』北川和彦著

北川先生よりKITAGAWA通信 No.40 2010.3 を送っていただきました。
近著を皆様にご紹介します。

KITAGAWA通信 No.40 2010.3 より 紹介
—————————————以下KITAGAWA通信 No.40 TOPページより
光は闇より 第2部
点字の父 ルイ・ブライユ 生誕200年
記念切手(カラー)と写真で構成

 2009年はルイ・ブライユ生誕200年の年で、世界各国で盛大な記念行事が開催されました。記念切手も各国から発行されましたので、これをカラーで収録し、私が1982年にパリを訪れた時訪問した、ルイ・ブライユ関係施設の思い出の記を写真とともに紹介し、「光は闇より」の第2部として発行します。
(内容)
○世界各国のルイ・ブライユ生誕記念切手(5頁)
○ルイ・ブライユ博物館訪問記
○ヴァランタン・アユイ協会(ルイ・ブライユ図書館)訪問記(沿革・組織予算・図書館サービス)
○ルイ・ブライユ関係文献目録(邦文)
○石川倉次生誕150年(ブライユ点字の翻案)
○点字の文化展(1990 東京)
B5判 28頁(カラー5頁) 850円
発行 2010年3月 200部限定
お申込みはFAXまたは葉書で氏名・送付先住所・部数を明記の上お申込みください。

ルイ・ブライユの業績について、天声人語(2009.1.4)からその一部を抜粋して紹介します。
「点字を考案したルイ・ブライユがフランスに生れて、今日で200年になる。▼3歳で失明、盲学校にいた15歳の時、軍の夜間伝令を参考に3×2で並ぶ点字をあみ出した。6つの点で字や記号を表す方式はやがて世界に広がる。目に見えなくても、読み書きを学び、主張し、創作できるようになった。▼面識のない人と、見えない世界を一部でも共有できるのは、19世紀の偉人のお陰である。点字、手話、外国語。伝え合う手段は、人生と社会をずっと豊かにする。」

(申し込み先)KITAGAWA通信 No.40 最終ページより
〒262-0019 千葉市花見川区朝日ヶ丘2-2-23-301 北川和彦(葉書またはFAXで)

—————————————以上KITAGAWA通信 No.40 より

FAX番号・送料については「音訳の部屋」内のページ参照 →こちら

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北川先生よりKITAGAWA通信 No.40 2010.3 を送っていただきました。
以上ご紹介です。

「点訳のためのインターネット活用講座」(神戸)終了

11月4日(水)神戸ライトセンターで行われた点訳ボランティアグループ連絡会の研修会へ行ってきました。
兵庫県下45グループ、900人で「点訳ボランティアグループ連絡会」をつくり活動しています。

読みの調査は点訳・音訳ともに同じですが、点訳は単位・記号を読むことはないのでその点は少し違います。
当日は前もってのお知らせですと出席者は会場の都合で人数が限られているとのことで85名が参加。
ネット環境も整っていて熱心に聴いてくださいました。お役に立てれば嬉しいのですが・・・

中山記念会館

会場となった神戸ライトセンターがある中山記念会館についてご紹介したいと思います。→こちら

特定非営利活動法人 神戸アイライト協会
点訳ボランティアグループ連絡会
兵庫県伴走者協会
アクセスサポートボランティア(ASVこうべ)
兵庫県朗読ボランティア連絡会

が入っている
中山記念会館は「トラスコ中山株式会社」が社会貢献のために会館を用意し側面支援活動をしているとのこと。
行政に縛られることなく自由に活動できるというすばらしいものです。
「トラスコ中山株式会社」は工場等で使用される機械・工具等の生産用副資材(プロツール)の専門商社です。→こちら

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー理事長の挨拶の一部
2007年4月、長年の悲願でもありました財団活動の本拠地ともなる「中山記念会館」を神戸市中央区にオープンすることができました。視覚障害者の方々を支える各種ボランティア団体にご入居をいただき、側面支援活動も更に強化したいと思います。「中山記念会館へ行けば用事が一度で済むので助かる」との嬉しいお声もいただいております。
  これからも継続的な事業活動を通して、社会に貢献できる財団となります様に努力して参る所存でございます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

社会貢献する会社が仕事の面でも伸びていく・・・そういう国になって欲しい。
そんなことを感じた一日でした。

写真は点訳ボランティアグループ連絡会で活動する様子です。
神戸ライトセンター・点訳ボランティアグループの活動拠点

「ことばの杜」より日本文学の朗読を聴く

「ことばの杜」は山根基世氏を代表に広瀬修子、宮本隆治、松平定和各氏のNHKを退職したアナウンサーで作った有限責任事業組合です。→こちら

ミッションには次のように書かれています。その一部を紹介します。
*************************************************************以下
誰かから、体験に基づく心のこもった話を聞いて感動したことはありませんか。
そんな時に味わう満足感は、何かとても美味しいものを食べた後の満足感に、よく似ていると思いませんか。
味わい深い「ことば」は、栄養に満ちたご馳走のように、私たちの心を満たしてくれ、身体の細胞の一つ一つを、大きく元気にしてくれます。 
でも今の時代、そんな「ことば」の本当の美味しさを、どれほどの人が実感しているでしょうか。
・・・中略・・・
 NHKアナウンサーは、放送開始から82年、日本の話しことばを担ってきました。
これまで蓄積してきたものを社会還元する意味でも、今NHKアナには「子どもたちのことば」を育てる責任があると考え、社会貢献し始めています。
しかし現役の間は、大変忙しく、思いはあっても十分な貢献はできないのが実情です。
そこで、私たちOBがこの運動を外から支える仕組みとして「LLP ことばの杜」を設立しました。

 人は「ことば」を交わすことによって、心を通い合わせることができ、それはとても心地良い体験なのだと、子どもたちに知ってほしい。子どもたちに「ことば」の本当の美味しさを伝えたい。「ことば」に、人の心を動かす力があることを信じる子どもを育てることが、より良い世の中を実現していくための第一歩になると信じて・・・
有限責任事業組合 ことばの杜代表 山根基世
*************************************************************以上

その中に
「日本文学 朗読アーカイブス構築」があります。

LLP参加者や多くのアナウンサーの方の協力を得て日本文学を中心とした朗読アーカイブスをつくり、視覚障害者の方や高齢者の方に向けた朗読の配信事業を行っていきます。→こちら

ここでは四氏が太宰治、森鴎外、夏目漱石、芥川龍之介の朗読をネット配信しており
さらに太宰治生誕100周年記念として徳田章、桜井洋子各氏も参加しています。

朗読と音訳は違うと言われますが
間の取り方や声の出し方などとても聞きやすい内容です。

趣旨も「視覚障害者の方や高齢者の方に向けた朗読の配信事業」となっていますので試聴してみて下さい。

NHKおはよう日本 ディスレクシア

10月14日(水)「NHKニュースおはよう日本」でディスレクシア  “読み書き困難”な子ども どう支える
を放送していました。

ディスレクシア(読み書きの困難)を持つ子どもたちの学習、読書を支援するにはマルチメディアDAISY教科書・図書の製作が必要とのことでした。
DAISY教科書・図書の製作には音訳が関わってきますので関係のページをお知らせします。

日本障害者リハビリテーション協会 情報センター ディスレクシア(Dyslexia)→こちら
日本障害者リハビリテーション協会 情報センター パネルディスカッション 「DAISY教科書提供体制の確立を目指して」→こちら
文化審議会 著作権分科会 法制問題小委員会(第6回)議事録・配付資料 [資料4-2]-文部科学省→こちら
       囲み5以下 学習障害者のための図書のデイジー化について

社会福祉法人日本ライトハウス情報文化センター→こちら
社会福祉法人日本ライトハウス情報文化センター マルチメディアDAISY コーナー →こちら
社会福祉法人日本ライトハウス情報文化センター 子どもたちに読書と学習の喜びを→こちら

先日、9月28日のブログでオーディオブック FeBe(フィービー)を紹介しました。
マルチメディアDAISY で音訳も変化の時に来たのかと思いますが、世の中には手作りの音訳を必要としている子ども達がたくさんいるのだと思います。
音訳もこれから専門的な方向に向かっていくのでしょうか。

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