月別アーカイブ:2014年11月

大相撲九州場所白鵬が優勝 大横綱大鵬に並ぶ

2014年11月24日

2014年11月24日

「大相撲九州場所 横綱・白鵬が4場所連続32回目の優勝」
千秋楽の23日、白鵬は結びの一番で鶴竜と対戦しました。白鵬は立ち合いで鋭く踏み込むと、厳しい攻めで鶴竜に「寄り切り」で勝って14勝1敗で4場所連続32回目の優勝を果たしました。 白鵬は優勝回数で大横綱と呼ばれた大鵬に並び歴代最多となりました。

大横綱の読み方 NHK NEWS WEBより
大相撲(おおずもう)
大横綱(だいよこづな)

大横綱に関しての読み方ではネット上で記事があります。参考に記載しておきます。
・道浦俊彦/とっておきの話 ことばの話1244「大横綱」→こちら
・東海テレビ|空言舌語 大横綱→こちら

音訳の部屋「相撲用語 読み方辞典」も参考にして下さい。→こちら

長野県北部地震

2014年11月24日

2014年11月24日
気象庁によりますと、22日発生した長野県北部を震源とするマグニチュード6.7の地震では、長野県の長野市と小谷村、小川村で震度6弱の激しい揺れを観測したほか、長野県白馬村と信濃町で震度5強を観測しました。
報道によりますと近隣の助け合いが素晴らしく、皆様救助されたとのこと。被害にあわれた方々、寒い時期ですので健康に気をつけて下さい。

報道に出てきた言葉を拾いました。
小谷村(おたりむら)
小川村(おがわむら)
白馬村(はくばむら)
信濃町(しなのまち)
神代断層(かみしろだんそう)
牛伏寺断層(ごふくじだんそう)
糸魚川-静岡構造線(いといがわしずおかこうぞうせん)

近藤久雄 (こんどう ひさお)産業技術総合研究所主任研究員 地形地質学
纐纈一起(こうけつ かずき )東京大地震研究所教授
鈴木康弘(すずき やすひろ)名古屋大学教授 変動地形学
本蔵義守(ほんくら よしもり)地震調査良委 東京工業大学名誉教授
廣内大助(ひろうち だいすけ)信州大学教授

航空機の機種を示す数字の読み(ボーイング777X)

2014年11月18日
朝日新聞朝刊に「東レ、B777Xに炭素繊維 独占納入に基本合意」の記事
ーー以下朝日新聞より一部転載
東レは17日、米航空機大手ボーイングが2020年の就航を目指している大型機「777X(トリプルセブンエックス)」に使う炭素繊維を独占的に納めることで基本合意したと発表した。すでに納入している中型機「787」向けも合わせて、販売額は今後10年間で1兆円規模になるという。
・・・
ーー以上朝日新聞より一部転載

朝日新聞 777X(トリプルセブンエックス)と読みが書いてありました。→こちらの記事
Wikiにもボーイング777(Boeing 777、ボーイング・トリプルセブン)の読みがあります。→こちら 
※Wikiでは次のような記載があります。
「トリプルセブン」は日本においては全日本空輸(日本第4080555号)などが商標登録しているため、全日空以外の運航機に対してこのように呼ぶことはほとんどない。

NHKニュースでは777X(ナナナナナナエックス)型機(ガタキ)音声

***
NHKことばのハンドブック第2版P75によると
「航空機の機種を示す数字の読み」
数字の部分は日本語読みとし、2けた以上の数字は原則として全体を1つの数字として読む。
航空会社や自衛隊の内部などでは、いろいろな呼び方をしているが、放送では一般にわかりやすい読み方を採る。
<例>エアバス300(エアバス・サンビャク)YS11(ワイエス・ジューイチ)
ただし、ボーイング社の「7××」シリーズの機種は、例外として数字を1つずつ読む。
<例>ボーイング747(ナナヨンナナ)ボーイング747-400(ナナヨンナナ・ノ・ヨンヒャク)
***
※NHKホーム>ことば(放送用語)>放送現場の疑問・視聴者の疑問>ロケットや航空機の機種の読み方は?
こちら にはまだボーイング777は載っていません。

朝日新聞には777X(トリプルセブンエックス)と言う読みの記載がありましたが、ルビがない時、一般的にはNHKの機種の読み方777X(ナナナナナナエックス)で読むのでしょう。報道を見守りたいと思います。

以上ボーイング777Xの読みについてでした。
777Xの製造には日本企業が多く参加し、部品全体の約2割を受け持つとのこと。
国産初の旅客ジェット機 MRJ(エムアールジェイ)も発展してほしい。

川内原発の周辺にあるカルデラ(静岡新聞より)

2014年11月16日

2014年11月16日
静岡新聞朝刊に掲載されていた、川内(せんだい)原発の周辺にあるカルデラの読み方
阿蘇カルデラ(あそカルデラ)
加久藤(かくとう)・小林(こばやし)カルデラ
姶良カルデラ(あいらカルデラ)
阿多カルデラ(あたカルデラ)
鬼界カルデラ(きかいカルデラ)

東海音訳学習会での講座修了(名古屋)

2014年11月14日

2014年11月14日
平成26年11月13日(木)東海音訳学習会定例会 「インターネットを使った調査について」

名古屋市総合社会福祉会館7階大会議室にて、東海三県で活動する音訳ボランティアの学習会定例会があり、名古屋へ行ってきました。今年一番の寒い日との予報で冬支度。冬の訪れが早いのでしょうか。

出席者はあらかじめ聞いていたより多い96名。今年最後の講座ですので頑張らねば。
ここ数日、男子テニスの今季最終戦、ATPツアー・ファイナルで夜通し錦織選手の応援。
ガオラをずっと見ていて、12日~13日早朝は錦織君の試合がなかったので、無理をせずに済みました。

平成18年に東海音訳学習会で講座をしたのですが、その頃と異なりインターネットが日常となりました。音訳者もパソコンをする人が増え、反応があるので一緒に学ぶのも嬉しい。

以前はWikipediaは間違いが多いと調査に使用していない施設も多かったのですが、最近はWikiも切磋琢磨して充実し、気をつけて使えばとても助かる辞書となってきました。毛嫌いしないで便利に使ってよいと思います。
不安な時には用語と読みをGoogle等の検索に入力して再調査すればいいのです。

また、NHKでは社会のことばの変化に応じて、放送に使うことばを放送用語委員会で検討しています。言葉の読みにも変化はあることを常に心にとめてアンテナを高くしていきたいと思います。

言葉の変化に関しては実際に読む時には所属の指示に従ってください。音訳者・点訳者は辞書と違う読みに順応するのは勇気がいります。最近は言葉の上でも世の中の変化が大きく、辞書の方が遅れます。
新しいことをすべて取り入れる必要はないでしょうが、NHKニュースなどを聞いた時に心に止めておくと、校正する時役に立つと思います。

音訳の部屋でも言葉の変化や報道の言葉を全てキャッチすることは難しく、多くをお知らせすることはできません。
ブログ「音訳の部屋リビングルーム」で御嶽山の災害時の報道の言葉など、できるだけ集めています。
時には「なるほど読み方辞典」も覗いてください。→こちら

今回の講座で計画をしていただいた青木さん、パソコンを用意して下さった野田さん、北名古屋音訳ボランティア「はと」、ちぐさ朗読の会の皆様ありがとうございました。

紅葉が見頃。静岡市賤機都市山村交流センター「安倍ごころ」の皇帝ダリアが今盛りです。
秋晴れに外を歩くのも楽しいですね。
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追伸
物理記号デルタ(Δ・δ・⊿)で雑談した会の当番の方。この追伸に気が付いたらメールを下さい。

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