「音訳の部屋」リビングルーム > その他 > 東京消防庁記者会見に釘付け

東京消防庁記者会見に釘付け

2011年3月20日

3月19日夜、東京消防庁の緊急消防援助隊の佐藤康雄(さとうやすお)警防部長、ハイパーレスキュー隊の冨岡豊彦(とみおかとよひこ)総括隊長と高山幸夫(たかやまゆきお)総括隊長の記者会見に釘付けになりました。 *読みはNHKニュース

佐藤部長の話では敷地内に津波で流されたがれきや流木が散乱していて、送水車と屈折放水塔車(くっせつほうすいとうしゃ)を配置することがいかに大変だったか伝わってきます。
高山隊長は「見えない敵との戦いだった。参加した隊員には敬服の念を抱く」とねぎらっています。
冨岡隊長が感極まって言葉を詰まらせる場面もありました。
派遣隊は本人が承諾した隊員から選抜されたとのこと。

佐藤部長「非常に難しく危険な任務だった。国民の期待をある程度達成でき、充実感でほっとしている」 妻のメール 「日本の救世主になってください」

高山部長「目に見えない敵との闘い」と振り返った。注意したのは放射線量。「隊員たちが常に測定しながら安全を確認し、アピールしてくれた。仲間のバックアップがあったから任務を達成できた」 妻のメール。「信じて待っています」

冨岡隊長 「隊員は非常に士気が高く、みんな一生懸命やってくれた。残された家族ですね。本当に申し訳ない。この場を借りておわびとお礼を申し上げたい」

地震の翌日からこの日のために都内で練習をくり返してきたとのこと。
日本はすばらしい国だと思います。
原発事故がこれ以上大きくならないで落ち着いて欲しいと願います。

消防・警察・自衛隊・その他関係者の働き。
自分も被災した中高生の避難所でのボランティア活動。
受け入れを決める自治体の対応。
皆、頑張っています。

 今回の「東北地方太平洋沖大地震」は地震・津波・福島原発事故とたくさんの難題を抱えています。
視覚障がい者の皆さん、無事でしょうか。
音訳・点訳ボランティアの皆さん、どうしておられるでしょうか。
日本は災害から立ち上がって「もっと良い国になる」と祈り、できることを協力したいと思います。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

トップに戻る