感染症の略語の読み方 MERS

2015年6月13日

2015年6月13日
「MERSコロナウイルス」の感染者が増えている韓国。今回はNHKのニュースでも「MERS(マーズ)」と言っています。

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2014年9月1日
ここ数日とても涼しくなりました。今年の猛暑が嘘のようです。
大雨の被害に遭われた皆様、早い復旧を祈っています。

今日の朝日新聞に「感染症の脅威 同時多発」の記事
エボラ出血熱と並んで中東呼吸器症候群MERSが掲載されており、(マーズ)と記載がありました。
感染症の略語の読みは報道によって違いがあり、音訳・点訳では悩むところです。
私も多くの報道をチェックしているわけではありませんので、調べた範囲でお知らせしています。

読売、日経、毎日のWEBでも中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)と記載がありました。
厚生労働省検疫所→こちら 中東呼吸器症候群(MERS:マーズ)の発生状況について
国立感染症研究所→こちら 「MERS(マーズ)」は「中東呼吸器症候群(MERS)」をご覧ください。・・とあります。
NHKについてはまだチェックしてありません。NHKのWEBではさがせませんでした。

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SARS等、略語の読み方は報道で一致しているわけではないようです。
音訳の部屋のアルファベット略語には
SARS エスエーアールエス(サーズ) 新型の重症急性呼吸器症候群 Severe Acute Respiratory Syndrome
と記載してあります。
NHKでは( エスエーアールエス)と読んでいるようですが、民放では(サーズ)も多いようです。
厚生労働省検疫所、国立感染症研究所ではSARSと記載され読みはありません。
音訳の部屋 報道からの言葉2003年→こちら

SARSに関しては2003年4月30日道浦俊彦氏の記事 →こちら ことばの話1156「SARS 2」に読みに関しての記載があります。
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AIDSに関しては(エイズ)で統一されているようです。
音訳の部屋のアルファベット略語には
AIDS エイズ 後天性免疫不全症候群 acquired immunodeficiency syndrome
と記載してあります
国立感染症研究所等でも
(2014年01月27日 改訂) 後天性免疫不全症候群
•「エイズ」は[A-Z]の「HIV/AIDS」をご覧ください。 とあります。
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読み方が決まっていない用語を音訳・点訳で読む時はとても悩みます。
音訳の部屋に記載することも、調査に限界がありますので悩むこと多いのですが、出来る範囲でお知らせしています。
特に報道の用語は時間を経過すると社会全体の読みが変わっていくことも多々あります。

読む時には所属の方に相談したり、ご自身でお選びください。
校正の方は御自身が思っているのと違う読みがあるのかをもう一度調べて欲しいと思います。

Comment

  1. 高橋 柳 より:

    こんにちは。私は、音訳ボランティアを目指して勉強中です。・(ナカテン)の読み方が知りたくてインターネットの検索をしたところ、「音訳の部屋」を訪れることが出来ました。私にとって宝の山でした。知りたいことに答えてくれる、私が求めていた部屋でした。個人のサイトであることにも驚きました。今後、何度も訪れたいと思います。感謝を込めて。

  2. yoco より:

    >高橋 柳さま
    ご訪問ありがとうございます。
    音訳の部屋を作り始めてから16年。いつの間にか膨大な量になりました。
    お役にたてば嬉しく思います。

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