あやめ咲く櫛形山に登る(1999年7月8日)


櫛形山へのアクセス

静岡自宅(マイカー)→国1号静清バイパス→清水市興津左折→国52号→
増穂町青柳町2左折→県道413号・平林青柳線→平林増穂西小を過ぎ左折→
丸山林道→池ノ茶屋跡右折→池ノ茶屋林道→林道終点馬場平駐車場(徒歩)→
桜峠祠キャンプ場分岐直進→奥仙重→櫛形山山頂→中尾根分岐直進→
アヤメ平分岐左折→裸山山頂→アヤメ平→原生林コース→南尾根祠キャンプ場分岐右折→
櫛形山→奥仙重→駐車場(マイカー)→[往路]→静岡自宅


長年チャンスの無かったアヤメで有名な山梨県の櫛形山に登ることが出来ました。
櫛形山の標高は2052mで赤石山脈北部に位置し南アルプス前衛の山のひとつです。
櫛形山は南巨摩郡増穂町(みなみこまぐんますほちょう)・中巨摩郡(なかこまぐん)の櫛形町くしがたまち)と芦安村(あしやすむら)に横たわる大きな山です。

櫛形山は日本山岳会選定の日本300名山に記載されており、山梨県選定の山梨百名山でもあります。
1981年初版の山渓カラー名鑑「日本の山」にも収載されています。

花の百名山で有名な田中澄江の新・花の百名山にも掲載されています。
従って山の花が豊富な山でもあります。

文献的に記載のある山の花は以下のとうりです。
クルマユリ(ユリ科)、カラマツソウ(キンポウゲ科)、ヤグルマソウ(ユキノシタ科)、クガイソウ(ゴマノハグサ科)、チダケサシ(ユキノシタ科)、シシウド(セリ科)、ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)、ギンリョウソウ(イチヤクソウ科)、タムラソウ(キク科)、クサタチバナ(ガガイモ科)、タカネグンナイフウロ(フウロソウ科)、テガタチドリ(ラン科)、シロバナノヘビイチゴ(バラ科)、ヤマオダマキ(キンポウゲ科)、ウマノアシガタ(キンポウゲ科)、センジュガンピ(ナデシコ科)、レンゲショウマ(キンポウゲ科)、ヤナギラン(アカバナ科)、サラサドウダン(ツツジ科)、キバナノアツモリソウ(ラン科)などです。

タカネグンナイフウロ サラサドウダン


キバナノアツモリソウは盗掘にあって絶滅状態とのことですが山と渓谷社発行の「日本の野草」には1973年1月に櫛形山で撮影された写真が掲載されています。

櫛形山には南から奥仙重(おくせんじゅう)2052m、裸山(はだかやま)2003m、唐松岳(からまつだけ)1856mの3つの三角点峰があります。
よく登られる登山コースは北から櫛形山林道出会から丸山・唐松岳・アヤメ平の丸山コース、北尾根登山道入口から見晴らし平からアヤメ平の北尾根コース、県民の森から祠キャンプ場経由の中尾根コース、氷室神社から祠キャンプ場経由の南尾根コースと今日のコースの池ノ茶屋コースの5つです。

7月8日(木曜)晴。
静岡自宅を午前7時30分頃にマイカーで出発しました。
国1号線静清バイパスを通って午前7時58分に清水市興津で左折して国52号線に入りました。

国52号線を北上して午前9時38分に増穂町青柳町2で左折して県道413号線・平林青柳線で平林まで走り、増穂西小を過ぎたところで丸山林道に入りました。
丸山林道の池ノ茶屋跡で右折して池ノ茶屋林道を馬場平駐車場まで走りました。
馬場平駐車場にマイカーを置いて出発です。
木曜にもかかわらず駐車場には満車に近くの車がありました。

馬場平駐車場出発は午前10時31分です。
奥仙重の三等三角点通過が午前10時58分で10分ほど歩くと山梨百名山のメモリアルのある櫛形山山頂です。

櫛形山の山頂にて


少し下って午前11時30分頃に中尾根分岐点通過です。
そこから10分で裸山山頂です。
裸山山頂のあやめの群落は今まさに満開でした。
裸山山頂到着は丁度正午、山頂は登山者で賑やかでした。

裸山山頂のあやめ


山頂で昼食をとりました。
頂上から南東の方向に富士山が見えました。
櫛形山は富士山の撮影ポイントとしてマニアの間では有名とのことです。

よく晴れていれば南アルプス前衛の笊ガ岳が見えるのですが雲の中でした。
裸山山頂出発は午後12時25分あやめで有名なあやめ平へ下りました。
あやめ平には7月第3週に行われるあやめ祭りの準備が出来ていました。
あやめ平もほぼ満開で木の間に雲のかかった農鳥岳が見えました。

あやめ平のあやめと農鳥岳 あやめ祭の会場


あやめ平出発は午後12時57分原生林コース経由で櫛形山へ戻りました。
山頂付近は気温は年平均3.8度Cで降雨量は甲府盆地より多い年1600ミリを超し多雨冷涼の気候ですから原生林が残っています。
原生林では古木のカラマツに纏わり着つくサルオガセが沢山見られました。

カラマツの古木に纏わるサルオガセ


櫛形山山頂の手前で行きの道に合流しました。
櫛形山通過は午後2時頃で午後2時30分頃に馬場平駐車場に戻りました。
駐車場でマイカーを拾って午後2時38分に出発し午後3時30分頃に国52号線に入り静岡自宅に午後5時30分頃帰宅しました。

参考文献


山梨県道路地図 昭文社発行 1999年1月初版第13刷
山梨百名山 山梨日日新聞社発行 1998年6月10日初版第3刷
山渓カラー名鑑 日本の野草 山と渓谷社発行 1998年4月1日初版第53刷
続・展望の山旅 藤本一美 田代博著 実業之日本社発行1997年9月20日初版第7刷
新・花の百名山(文春文庫) 田中澄江著  文芸春秋社発行 1997年8月5日初版第8刷
新ハイキング501 7月号 新ハイキング社発行 1997年7月1日発行
山梨県広域道路地図 人文社発行 1997年6月発行
分県登山ガイド 山梨県の山14 山と渓谷社発行 1997年3月25日初版第4刷
花の百名山「下」 山と渓谷社発行 1996年4月20日初版第1刷
日本300名山ガイド 西日本編 新ハイキング社発行 1995年2月25日初版第3刷
新板・空撮登山ガイド 南アルプス 山と渓谷社発行 1994年8月1日初版第1刷
山梨のハイクコース 上野巌著 山梨日日新聞発行 1992年4月20日初版第3刷
山渓カラー名鑑 日本の樹木 山と渓谷社発行 1989年4月15日初版第10刷
続中高年向きの山100コース 関東編 浅野孝一著 山と渓谷社発行 1984年8月15日初版第1刷
アルペンガイド 南アルプス 山と渓谷社発行 1983年7月発行
東京付近の山 実業之日本社発行 1983年5月31日改訂第5版
野外ハンドブック8 高山植物 山と渓谷社発行 1982年8月1日第5版第2刷 
山渓カラー名鑑 日本の山 山と渓谷社発行 1981年10月1日 初版第1刷

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