残雪の銀世界の立山連峰に登る(1996・7・17〜1996・7・19)
山へのアクセス


静岡・自宅−(バス)−JR静岡駅−JR東京−JR上野−
(寝台特急北陸車中泊)−JR富山駅−電鉄富山駅−
(富山地方鉄道)−立山駅−(ケーブルカー)−美女平−
(バス)−室堂ターミナル−(徒歩)−別山乗越・剣御前小屋−
別山−真砂岳・内蔵助平分岐−内蔵助山荘(泊)

内蔵助山荘−真砂岳−冨士ノ折立−大汝山−雄山神社−
一ノ越山荘−室堂ターミナル−(リフト・トロリーバス・ケーブルカー)−
扇沢−(バス)−JR信濃大町駅−JR甲府−JR冨士−
JR静岡駅−(タクシー)−静岡・自宅




鹿島槍ケ岳の冷池キヤンプ場から
見た立山連峰と剣岳









7月17日(水)午後20時34分発の新幹線ひかり号で静岡から東京に向いました。
上野で寝台特急の北陸を利用しました。
久しぶりの寝台列車による山行きでしたがよく眠れました。

7月18日(木)早朝午前5時36分に富山駅着。
地鉄富山で地鉄立山まで入り、地鉄立山でケーブルカーに乗り換えて美女平。

美女平からバスで弥陀ケ原を通過し室堂ターミナルに着きました。
室堂到着は午前9時30分。
このルートは一度は通ってみたいところでした。

立山出発午前7時丁度、室堂到着は午前8時30分でした。
今年は雪が多くターミナルの近くに雪がないだけで周りは白一色の銀世界でした。
とりあえずホテル立山で朝食を取りました。


室堂出発午前9時30分。
みくりが池も中央が少し見えるだけでまだ雪の下でした。



みくりが池にて
バツクは立山連峰



雷鳥平までは下りで、滑るので簡易アイゼンを装着しました。
雷鳥平の浄土沢畔からは登る人も少なく雪の踏み跡もはっきり見えませんでした。

登り口が見つからず、うろうろと時間を労してしまいました。
運よくたまたま会った地元の方に教えてもらって別山乗越への稜線に取り付くことが出来ました。

別山乗越の剣御前小屋前到着は正午過ぎでした。
小屋前でひと休みして昼食をとりました。

剣御前小屋前を午後12時40分に出発する。
小屋の左側から急な坂を登って別山へ向いました。
途中少しガスり始めていたが雲の切れ目に剣岳が眼前に見えました。

別山頂上に午後1時25分頃到着したがガスってほとんど周りがみえなくなりました。
別山の標高は2880mで雄山と浄土山と別山を立山三山といいます。

ガスのため硯ケ池は全くみえませんでした。
別山を越えて真砂山の手前で左折し、少し雪原の中を歩くと内蔵助山荘(くらのすけさんそう)に着きました。

山荘到着は午後2時40分でした。
その日の山荘の宿泊者は私たち夫婦を含めてわずか6人でした。
立ち寄った地元の方によると6人は今年一番の人数だとのことでした。

翌日に五色ケ原に行く予定でしたが山荘の御主人の話では今年は雪が非常に多く簡易アイゼンではとても無理だとのことでした。
残念ですが五色ケ原行きは断念しました。




7月18日(金)日の出前に起床、天気は良し、小屋のすぐ近くで御来迎。
朝日は後立山連峰の上から出ました。

鹿島槍ケ岳が真東に、その左右に五竜岳と爺ケ岳が手が届くようなところに見えました。
北方には剣岳の本峰は別山に隠れて見えませんでしたが八ツ峰の岩山が見えました。

朝食後小屋を午前6時20分に出発しました。
昨日の分岐点に戻り左折して真砂岳に登りました。

真砂岳の標高は2860m。
真砂岳から下ると冨士ノ折立への登りです。

冨士ノ折立の標高は2999mです。
富士ノ折立と大汝山と雄山を総称して立山とのことです。

冨士ノ折立を越すと大汝山休憩所があります。
西方に室堂ターミナルや大日岳が見渡せました。

時間に余裕があるので休憩所でコーヒーを飲みました。
休憩所を過ぎるとまもなく大汝山の頂上です。

大汝山は標高は3015mで、ここが立山の最高峰です。
立山は古より霊山であり、駿河の冨士山と加賀の白山とともに日本三名山とされています。

立山は深田久弥の日本百名山の49番に掲載されています。
当然のことですが日本山岳会選定の日本300名山にも入っています。
大汝山の山頂を過ぎると雄山の頂上の雄山神社が見えてきます。




大汝山から雄山への途中
雄山山頂に雄山神社が見える


雄山到着は午前9時20分でした。
雄山の標高は2991.6mです。

雄山からは東方のすぐ近くに鉢ノ木岳と蓮華岳が見えました。
南方に竜王岳と薬師岳が、遠方には槍と穂高が見えました。

雄山神社では絵馬を奉納し、急な下りを一ノ越へ向かいました。
雄山までは登山者が少なかったのですが、室堂からのピストンの登山が多いようで賑やかでした。

一ノ越到着は午前10時20分。
一ノ越でちょっと休んで室堂に下りました。
一ノ越から室堂まではまた雪の中の下りでした。





一ノ越から室堂への下り道
バツクは雄山










室堂到着は午前11時20分でした。
立山ホテルで昼食をとりました。

正午過ぎに室堂を出て黒部トンネル通過で扇沢に出て、信濃大町駅に向かいました。
信濃大町駅には午後3時前に着いたので甲府に午後17時6分に到着予定のスーパーあずさ10号に乗れました。

しかし大月地方の集中豪雨のため特急スーパーあずさ号が遅れに遅れました。
とうとう甲府からは最終特急のふじかわ号にも乗れませんでした。

甲府から普通列車を身延と冨士とで乗り継いで、やっとのことで静岡駅に着いたのが午後23時10分でした。
全く大変な1日でした。


立山の記載に際して参考にした文献


日本300名山ガイド 西日本編 新ハイキング社 1997・2・25 第3版
アルペンガイド 13 「北アルプス」 山と渓谷社 1996・6改訂版第4刷
特選ガイド 「立山・剣岳を歩く」 山と渓谷社 1996・4・25 改訂版第7刷
コンタツおじさんの 「北アルプス案内 北部編」 山と渓谷社 1996・1・20初版第4刷
空撮登山ガイド「 立山・剣・雲ノ平」 山と渓谷社 1995・7・10 初版第1刷
日本百名山登山ガイド「下」 山と渓谷社 1992・9・10 初版第1刷
アルペンガイド 14 「立山・剣・白馬岳」 山と渓谷社 1992・8 初版第1刷
山から見る山・町から見る山 「展望の山旅」 実業之日本社 1990・5・20初版第10刷
山渓カラー名鑑 「日本の山」 山と渓谷社 1981・10・1 初版第1刷


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