アケボノスミレが咲く思親山(ししんざん)に登る

山へのアクセス
静岡(自宅)ー(マイカー)−国1号線(静清バイパス)−清水市興津ー国52号線ー南部町内船
ー内船上佐野線ー佐野峠ー(徒歩)−東海自然歩道ー思親山頂上


麓の内船の富士川の対岸から眺めた思親山


4月22日(木曜日)、天気は晴れですが雲が多い日でした。
雨が降りそうにないので久しぶりの山歩きを楽しみました。
今日は南部町(なんぶちょう)の標高1031mの思親山に登りました。
山梨百名山に選ばれている山です。

日蓮上人が身延山の思親閣に篭ってこの山に向かって父母を偲んで祈ったので思親山というようになったとのことです。
牛が寝ているように見えるので牛山ともいわれます。

自宅をマイカーで朝8時頃出発し国1号線静清バイパス経由で清水へ向かいました。
清水市興津で左折し国道52号線に入る。

山梨県南部町の内船(うつぶな)で右折し富士川を渡りJR内船駅の踏切を越して内船上佐野線で佐野峠まで登りました。
佐野峠到着は午前9時45分。

何故か勘違いをして上佐野思親山林道を登りました。
林道は途中で二股に分かれましたが林道の右道を選びました。
林道の行き止まりのところから山道をじぐざぐに登って東海自然歩道に合流した。
山道の途中でかたくりの花が処処に見られました。

合流点から少し登ると思親山の頂上はすぐでした。
頂上到着は午前10時35分頃。
頂上には2等三角点がありました。

思親山の頂上


東側直下には今登って来た南部町と富士川は見えました。
北側には近くの山にあるゴルフコースが見えました。
それから遠くは今日はあいにくの雲の多い天気で全く見ることが出来ませんでした。

雲のない上天気の日であれば東側に天子が岳の向こうに富士山、駿河湾越しに伊豆の山々が見られるとのことです。
また西側には青笹(あおざさ)、十枚山(じゅうまいさん)、大光山(おうぴっかりやま)が眺められるとのことです。

頂上にはアケボノスミレの群落が見られました。
頂上でスミレの愛好の写真の趣味の方に会いスミレのお話を伺いました。

アケボノスミレの学名はウイオラ ロッシイといい花の色は淡紅色から紅紫色です。
北海道南部から本州、四国、九州の太平洋側の山の明るい草原に生えるとされています。

アケボノスミレ


スミレの和名の由来は一説には花のかたちが大工道具の墨入れに似ているからだといわれています。
「本草和名」(918年)などには須美礼(すみれ)と記載されています。

スミレは世界では約400種が知られていますが日本には56種が自生しています。
タチツボスミレは山野に普通見られる多年草のスミレです。
松尾芭蕉の「山路来て何やらゆかしすみれ草」のスミレもタチツボスミレとのことです。
タチツボスミレの学名はウイオラ グリポケラスといい花の色は普通は空色を帯びた淡紫色です。

タチツボスミレ


頂上で少し時間が早かったのですが昼食をゆっくりとり1時間ほどのんびりと休憩しました。
11時58分に下山しました。

佐野峠に12時15分に戻りました。
佐野峠からマイカーで同じ道を帰りました。
国道52号線の道の駅「とみざわ」でたけのこ祭で販売していたもうそうだけを買いました。

内船と佐野峠の間は離合の避難個所が50メートルおきにあり離合は大変のようでしたが幸い対向車はありませんでした。
帰りは時間があったので清水市の清見寺に寄り道したので帰宅は午後3時30分頃でした。

参考文献

山梨百名山 山梨日日新聞社発行 1998・6・10初版第3刷
分県登山ガイド14 山梨県の山 山と渓谷社発行 1997・3・25初版第4刷
さわやか東海自然歩道 静岡新聞社発売 1983・5・31初版
週刊朝日百科 植物の世界70 朝日新聞社発行 1995・8・20発行
野草図鑑 すみれの巻 長田武正(おさだたけまさ)著 保育社発行 1984・9・15初版

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