医王神古墳
〜愛知県蒲郡市五井〜


医王神古墳の看板 医王神の岩の塊(古墳の石室)
医王神古墳の看板の矢印に従って
左の道を登ります。
古墳の石室の岩の塊が医王神です。


蒲郡市(がまごおりし)と御津町(みとちょう)の境界にある五井山(ごいやま)454mの麓の五井町(ごいちょう)に医王神古墳(いぼがみこふん)があります。
医王神古墳は古墳時代後期の五井古墳群の一つで8基確認されているが古墳らしい姿を残しているのはこの古墳だけです。
「昔、松平の殿様の沢山のイボが出来たお姫様が、岩の窪みに溜まった水をつけるとイボが落ちると伝え聞いて、早速お参りをしてその水をつけたところイボが落ちました。それ以後は医王神(いぼがみ)と呼ばれるようになったという伝説が伝わっている。」と蒲郡教育委員会の立て看板の説明に記載がありました。

刃物でつけられた岩の窪み 窪みの拡大
刃物によってつけられた岩の窪み 窪みに雨水が溜まります。


医王神古墳は大きな岩の塊で、医王神古墳の持主のお話によると古墳の石室の岩の塊とのことです。
昔いずれかの年代に多分岩を分割しようとした際に刃物でつけられた岩の窪みに溜まった雨水をつけるとイボが取れると言われています。
今もイボを落とすためにお参りに来る方が多く、お母さんはご親戚の方のイボが取れたお話をしてくれました。
発掘当時は古い白骨が沢山出てきたそうで、年に1回の供養をしているそうです。(2000年9月12日)

古墳の持主さんの説明 玄関先でのお話
古墳の窪みについて説明して頂きました。 玄関先でお話を伺いました。


医王神古墳へアクセスGoogle Map

JRで

JR新幹線豊橋駅で東海道線に乗り換えてJR蒲郡駅下車。
駅前より三河交通バスで蒲郡市民病院前下車し徒歩で北に歩いて蒲郡みかん園をすぎてから右折すると五井町民会館があります。
町民会館を過ぎて東北に進むと大池が右手に見えるとまもなく医王神古墳です。

マイカーで

東名高速道路音羽蒲郡 I.Cを出で国道1号線と交差してすぐに有料道路三河湾オレンジロードに入って南下。
上青山交差点で左折して五井町民会館を過ぎて少し行くと左手に大池が見えてきたところで道が分岐します。
左角に五井山登山道と国坂経由豊川道分岐の古い石の道標があり、道の右側の道脇に自動車1台分の駐車スペースがあります。
その少し先の左側に医王神古墳の道標があって、矢印に従って歩いてゆくと医王神古墳はすぐです。

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