垣屋のいぼとり地蔵さん
兵庫県篠山市垣屋


  
 同県の豊岡市にお住いのSさんから頂いた資料をそのまま掲載させて頂きました。
~デカンショ節で知られる城下町城下町丹波篠山(旧西紀町)垣屋にいぼ取り地蔵さんがある。
 垣屋(かきや)は国道176号線丹南橋から北へ、福知山方面に向かって伸びる県道97号線(丹波三和線)を北上、
「篠山市役所西紀庁舎」、「黒豆の館」、「西紀小学校」を左に見ながら進むこと約5キロの地点にある。

 神姫グリーンバス垣屋バス停先50m、「垣屋の史跡」の案内看板のある地点を左折、細い道を20~30mのところの四つ辻、
道を挟んで左に垣屋の公民館、右に垣屋の地蔵さんの祠がある。
祠は間口70cm、奥行75cm、高さ120センチのコンクリートブロック造り、屋根部分は木造スレート葺きである。

 地蔵さんは、高さ34センチの台座の上に鎮座する高さ48cmの半跏の石像である。
台石には「日本回国中供養」 「享保十二丁未二月」(1727年) 「肥前長崎 蕙光 山城京都 宗太郎」の刻印が認められる。
 垣屋は20戸の中山間地の小集落。地蔵さんはこの村で管理しており、毎年8月24日はお祭りを欠かさない。
訪れた時も真新しい樒(しきみ)が供えられていた。

 近くで農作業中の68才の婦人に話を聞くことが出来た。小学校の4,5年の頃に膝に沢山の疣が出来て大変だったが、
母親の勧めでこのお地蔵さんに通ってお願いした。その結果、何時しか綺麗に疣が無くなり嬉しかった。
お地蔵さん」のお蔭だと感謝している。とのご利益、霊験」の現実を偶然にも確認することが出来た。(2016年9月12日記)~

県道97号線の神姫グリーンバス
垣屋バス停
垣屋バス停から北東50mにある
『垣屋の史跡』の案内板、ここで左折
20~30mにある四つ辻の左前方に
垣屋公民館
右前方に垣屋の地蔵の祠
コンクリートブロックの祠 正面から眺めた地蔵、樒が供えてある
地蔵は台座の上に鎮座する半跏の石像 日本回国中供養と彫られている



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