静岡医師会のS先生に昨年末に「いぼとり神様・仏様」(2005年12月発行)を差し上げた時に「来年、同窓会が開かれる長野県駒ヶ根市では辻沢のいぼ神様を訪れてみたいと思っています。旅の楽しみを増やしていただきありがとう」というお礼の葉書を頂きました。 辻沢のいぼ神様はネット検索で見つけたものでいぼとり神様・仏様の全国リスト(555か所)に名前と住所だけを掲載したいぼ神様でした。 すっかり忘れていたのですが1年近くたった先日S先生から大きな封書が届きました。開いてみると辻沢のいぼ地蔵といぼ神様の永田徳本のお墓の写真でした。 辻沢のいぼ神様がいぼ地蔵であることを始めて知りました。長野県のいぼ神様は現在調べた限りではいぼ石といぼ神様が殆どで地蔵さんはここだけと思います。
ふるさとロマンの道の辻沢の石仏群の説明によるといぼ地蔵は「ほうそう地蔵」とも呼ばれていたそうです。天然痘が流行した頃には沢山の方の御役にたったことと思います。小さな箒が地蔵の前に供えてあり、イボの出来た方は箒を借りて行ってイボを払うとありました。イボが取れたお礼は箒の倍返しとのことです。同じようなオマジナイ的なしきたりは兵庫県多可郡多可町加美区清水のいぼ薬師さんにもあります。
2007年お盆休みに辻沢のいぼ地蔵を訪問しました。国道153号線のJR伊那福岡駅近くの馬見塚交差点すぐ西のガソリンスタンドのところを南に下り坂を上りきった馬住ケ原公園近くの峠のようなところの西側にありました。その時に撮影した写真です。
辻沢のいぼ地蔵へのアクセス→Google Map
駒ヶ根市ホームページ
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