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いぼ弁天(平戸弁天)
千葉県松戸市大谷口 |
千葉県市川市内で開業されているS先生からの3つ目のいぼ神様のお便りと写真が届きました。Jr北小金井駅から少し西に歩いたところにある平戸弁天です。ネットのサイトの記事によると社殿は瓦葺切妻造で本殿と拝殿は同棟で、鳥居、手水舎、社務所などはなく市街地の道路に面して鎮座とありました。平戸弁天は別名いぼ弁天といわれています。弁天堂は昭和34年3月に改築されたもので、S先生のお手紙にも『看板に書かれているような湧き水は無く、間口が一間くらいのお堂が道の脇のちょっとしたくぼ地に建っていました。』とありました。
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向かって右から見た平戸弁天のお堂 |
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正面から見た平戸弁天のお堂 |
弁天前のいぼ弁天の由来の看板には「250年前城主高城氏の流れを汲む小金の富豪日暮玄蕃の一人娘お縫は絶世の美人であったが目の下に一つの疣があってそれが玉に瑕で悩みの種であった。広く医者の治療を受けた一向に効き目が無くそれを苦にしてお縫いは病床に臥す身となった。母親は小金の天主様に願かけしたところ夢のお告げに「大谷口の大阪の下に弁天詞があるからその弁天様によく頼むがよい」とのことに日参廿一日ここの清く沸き出づる水でいぼを洗ったところいぼが日々に小さくなって遂になくなって綺麗になったので玄蕃一家は大喜びで立派な弁天堂を建立して御礼したのがこのお堂だそうで(これ元禄七年)以来この弁天様のお水でいぼを洗うと疣がとれて容姿も美しく麗しくなるという。」とありました。(2008年11月3日記)
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平戸弁天堂の内部 |
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拝殿前の弁天様の拡大 |
千葉県松戸市ホームページ
ブログ「いぼとり神様・仏様」〜3枚の平戸弁天の写真があります
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