原のいぼ地蔵 兵庫県丹波市春日町上三井庄原 |
同県の豊岡市内に住むSさんから頂いた資料をもとに作成しました。
兵庫県道・京都府道709号線(中山綾部線)の兵庫県と京都府の境界の三春峠の南西にある兵庫県営の三宝ダム(みたからダム)の近くに原集落があります。
原集落は戸数45戸ばかりで、村はずれの風の神といわれる於久雲神社のある神社の森の南端の一角にいぼ地蔵があります。
県道709号線(中山綾部線)の中山を出て 三宝ダムへの分岐を過ぎると原集落です |
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県道709号線から眺めた 於久雲神社のある神社の森 森の南端の一角にいぼ地蔵があります |
原の疣地蔵は県道709号線の東、山沿いの農道脇の行者堂への登り口の入口近くにあります。
地蔵と言われているが、自然石を積んだ祠の中に、自然石が4段につまれたものが、昔からいぼ地蔵と呼ばれています。
積石4段の高さがが約25cm、最下段の丸みを帯びた石の幅が約20cmです。
石の祠の高さが約60cm、幅80cmです。
いぼとりをお願いしながら地蔵を何度かさするとさするといぼが取れるいわれています。
かつては「いぼ地蔵の説明版があったとのことですが、今は無くなっていました。(2015年10月19日記)
行者堂への登り口の石段 7段の切石の石段を登り さらに正面に自然石3段 登ったところにいぼ地蔵 |
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自然石で作られた祠の 真ん中にいぼとり地蔵 祠の高さは約60cm、 祠の幅は約80cm |
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4段の積石をいぼとり地蔵 高さは約25cm 幅は20cm |