清水山竜王社
広島県福山市坪生町・清水山古戦場

 福山市内にお住まいの藤井英樹さんから贈って頂いた資料をもとに作成しました。清水山(しみずやま)の古戦場へは狐原町内会館の前の「古戦場跡」の看板のところから登ります。清水山古戦場は戦国時代に周防(山口県)の大内氏と出雲(島根県)の尼子氏が争った古戦場で、坪生要害・清水丸・竜王山ともいわれています。毛利元就の三男で毛利家「三本の矢」の一人の徳寿丸は天文2年(1533年)に誕生し天文13年(1544年)に竹原小早川家を相続し元服して小早川隆景となった。この古戦場は小早川隆景の初陣の場所といわれています。竜王山とも呼ばれる頂上の森の中にいぼ神様ともいわれている竜王社が祀られています。いぼとり祈願の時に竜王社の小さな器に溜った雨水をイボにつけるとイボがとれると言われています。竜王社は架空の生物の竜を祀る社で竜王は竜神ともいわれ水神・海神と同一のものとされています。竜王社は全国に見られるが竜王がいぼとりの神様なのは今のところ広島県福山市の竜王社だけです。いぼ神様の竜王社は同じ坪生町にある神森神社の境内と蔵王町にある福山森林公園憩の森の山頂付近にもあります。(2014年8月6日記)

向って左が竜王社


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