御器所のいぼ神様 愛知県名古屋市昭和区御器所３−３２

名古屋市営地下鉄鶴舞線荒畑駅南方の御器所八幡神社の近くにいぼ神様があります。大きな木の後ろに並んだ三つの小さなお社が、たまたま出会った近くにお住まいの男性によると御器所のいぼ神様でした。

元稲萬食品社長宅の隣が 御器所のいぼ神様	大きな木の後ろのお社がいぼ神様 いぼ神様の裏は公民館

その方からいぼ神様の斜め向いにある「えびす屋ふとん店」のご主人が町内会長をされていると教えて頂きました。早速「えびす屋」さんを訪れていぼ神様についての取材をさせて頂きました。会長さんご夫妻のお話では社の裏に御器所三・四丁目町内会公民館があり、町内会でいぼ神様のお世話をしているそうです。

真ん中がいぼ神様 向かって右が津島神社	真ん中がいぼ神様 向かって左が秋葉神社

真ん中にあるお社がいぼ神様で、向かって右のお社は津島神社、左のお社は秋葉神社とのことでした。いぼ神様のお社は昔、御器所村であった頃からのもので、いぼとりの祈り方は特に決まったしきたりはありません。近頃もいぼとりのために訪れる方が多く、いぼ神様のお社には何も説明の看板などがないのでえびす屋さんに立ち寄る方が多いそうです。このいぼ神様はタレントの板東英二さんのテレビ番組にも一度紹介されたことがあって、毎年６月１１日が例祭で近くの御器所八幡神社の宮司さんが見えるそうです。私達がこのいぼ神様を訪問したきっかけには次のようなエピソードがあります。２００３年の３月末に愛知県豊橋市に住んでいるＴさんから、足のウイルス性いぼで某皮膚科医院で液体窒素によるいぼ冷凍凝固をしている８才のお嬢さんが治療の痛みにとても耐えられないので何か良い方法を紹介して欲しいとのメールがありました。以下がＴさんへの私の返信メールです。

その１か月後に１０日ほどでいぼがぼろぼろと落ちて完治したとの喜びのメールを受け取りました。なんとそのＴさんがお子様を連れて年末の１２月２６日に、じかに顔を見てお礼を言いたいと平松皮膚科にお見えになったのです。その時初めて、私の「いぼとり神様・仏様全国リスト」に載っていた、Ｔさんのご実家近くにある名古屋市昭和区御器所のいぼ神様をお参りしてお祈りをしていたことを知らされました。

Tさんが２００４年のお正月に里帰りしていぼ神様を撮影し送ってくれました。 向かって左がいぼ神様

Ｔさん親子にお会いしたその日に名古屋市昭和区御器所のいぼ神様訪問を決心したのですがなかなか暇がなく、やっと成人の日に念願の訪問が出来ました。ちょうどこのページ作成を始めたとき、Ｔさんからお正月にお礼参りに行って撮影した写真が添付メールで送られて来たのです。（２００４年１月１８日記）

Ｔさんから送って頂いた いぼ神様の正面

	歯科医院さんのお隣にいぼ神様 （Ｍ薬業Ｓさん本年６月に撮影）
	現在の御器所のいぼ神様 （Ｍ薬業のＳさん撮影）
	いぼ神様の上り口の右側に 門番のように役行者像があります。 （M薬業のSさん７月に撮影）

御器所のいぼ神様へのアクセス→Google　Map

ＪＲにて

ＪＲ新幹線名古屋駅下車、名古屋市営地下鉄東山線に乗車伏見駅で鶴舞線に乗り換えて荒畑駅で下車します。地下鉄出口の荒畑交差点から５００ｍ近く南へ歩くと出口町交差点に着きます。出口交差点を右折して１００ｍほど歩いた交差点のナイキ歯科クリニックの隣がお目当ての御器所のいぼ神様です。