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馬場のイボ神様
神奈川県秦野市菖蒲(甘柿橋近く) |
ネット検索中に平成16年11月21日(土)に秦野市が主催したふるさと秦野景観見て歩き「上地区編」の中に馬場のイボ神様を見つけました。3月21日の春分の日に訪問しました。国道246号線の秦野市菖蒲の四十八瀬川(しじゅうはっせがわ)にかかる新甘柿橋と上流にかかる甘柿橋の丁度中ほどにある上秦野神社への旧参道であった馬場坂(ばんばざか)の途中にありました。
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神奈川中央バス甘柿橋バス停(中央遠く大山) |
馬場坂の石碑のあるところから坂を上る |
神奈川中央バスのバス停甘柿橋から北方を眺めるとすぐ後方に甘柿橋があり、その後方遠くに大山が見えました。甘柿橋すぐ南の馬場坂の石碑を西に坂道を50mほど登った道の北側にイボ神様があり、道からは石の階段がつけられていました。イボ神様は起舟後光(むくりふなごこう)型石碑で地蔵菩薩の横に庚申供養佛と彫られていました。馬場のイボ神様は庚申供養の地蔵さまの庚申様で珍しいタイプでした。
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馬場坂の途中にいぼ神様(正面から) |
馬場のいぼ神様(背面から) |
昔は小田原の海岸できれいな石を拾って来て供えました。供えた石でイボをこするとイボが治るというオマジナイの風習があり、イボが取れた人は別のきれいな石を奉納しました。訪れたイボ神様の前には石はありませんでした。イボ神様に最も近いお宅の奥様に尋ねたところ毎年4月23日に地蔵まつりをこの地区の住民が持ち回りで行うそうです。
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馬場のいぼ神様(右横から) |
いぼ神様は庚申様です |
(写真は2007年3月21日撮影)
馬場のいぼ神様へのアクセス→Google Map
マイカーにて
東名高速道路大井松田ICを出て国道255号線に入り7kmほど北上し国道246号線に入り秦野市方面へ4kmほど北東に走ります。新甘柿橋手前で右折して坂を降りてところのすぐ北の馬場坂を左に上ったところが馬場のイボ神様です。
電車とバスにて
小田急小田原線の渋沢駅で下車し渋沢駅北口から神奈川中央バス松田ランド行で甘柿橋で下車し南に少し歩き馬場坂を50m登ればイボ神様です。バスの本数は1日に8本くらいです。
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