いぼとり地蔵(昭栄院妙見堂境内)
〜東京都大田区池上1-31-10〜


ホームページ江戸歴史散歩制作の榎本民夫氏主催する先日行われた第17回江戸歴史散歩交流会に参加しました。今回のコースは池上本門寺を巡るコースでしたので、池上会館のエレベーターを上がり永寿院を訪れた途中に立ち寄った昭栄院の妙見堂境内でいぼとり地蔵にお眼にかかれました。このいぼとり地蔵は昔池上本門寺の南側を流れる呑川(のみがわ)の南の村にあった地蔵さんで、河川の洪水氾濫のための改修で妙見堂前に移動して来たとのことです。

妙見堂正面、江戸歴史散歩に参加の皆様 右がチャンギー受難者慰霊碑、左がいぼとり地蔵祠
妙見堂正面
江戸歴史散歩に参加の皆様
右がチャンギー受難者慰霊碑
左がいぼとり地蔵祠


いぼとり地蔵の小さな祠は妙見堂に向かって左側、シンガポールのチャンギーでのBC級戦犯として処刑された軍人軍属の殉難者慰霊碑の隣にありました。いぼとり地蔵さんにいぼとりを祈願して、祠にある石を借りてその石でいぼに朝夕あてるといぼが落ちると言われています。いぼが治ったお礼は石を倍にして奉納します。参詣の方の返す石が沢山になると土の中にお返しするそうです。(2004年7月28日記)

いぼとり地蔵祠の正面 いぼとり地蔵
いぼとり地蔵祠の正面 いぼとり地蔵


昭栄院妙見堂へのアクセス→Google Map

JR新幹線品川駅下車、東海道本線下りに乗り換えてJR蒲田駅下車、東急池上線に乗り換えて東急池上駅で下車します。駅前から本門寺通りを500mほど北上し呑川を渡るとまもなく総門で、此経難持坂(しきょうなんじざか)を登らずに右折して突き当たりの池上会館のエレベーターを使うとあせをかかずに妙見堂に着けます。
                                                                   

参考サイト

昭栄院のホームページ 昭栄院のことを詳しく知りたい方は御覧下さい。

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