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鞍ケ池公園のいぼ石
愛知県豊田市矢並町法沢725 |
3月X日豊田市の鞍ケ池公園にあるいぼ石を訪問しました。東海環状自動車道ハイウェーオアシスの鞍ケ池PA(豊田市矢並町)のお店の方に尋ねたが分からないので次の豊田勘八ICから出て鞍ケ池公園を目指しました。いぼ石は鞍ケ池公園の東パーキングを過ぎたところの東海環状自動車道の橋脚の下のあじさいロード沿いにありました。いぼ石はハイウェーオアシス鞍ケ池PAに自動車を置いて歩いて来れるところにありました。
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鞍ケ池南側にある豊田カントリークラブ入口
から眺めた鞍ケ池 |
東海環状自動車道の橋脚の下にいぼ石 |
矢並城の下本城城址の横のダラバチ山にあったいわれる大岩のいぼ石を道路工事をきっかけに移動したものです。
現在はいぼ石の高さは1m以下で長径が4m以下と思われます。地元の方のお話では大きな岩を切断して移動して復元したので少し小さくなっているとのことです。
そう言えば以前ネットで矢並町住民のいぼ石見学の写真で見たのですが、高さが2m以上で長径が5mを超える大岩が写っていました。
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前方向から眺めたいぼ石 |
後方向から眺めたいぼ石 |
いぼ石のところにいぼ石の由来を書いた矢並町の説明板があり、説明板には次のように書いてありました。
〜昔、西暦1850年代、この平和な矢並郷に、降って湧いたような疫病神が次から次へと伝染し、郷を挙げての大騒動になりました。
その病状は、一種の皮膚病で体全体に無数のイボが出来て、微熱があり、かゆみがありました。そんな疫病神におそわれて郷全体が困りはてていた矢先、ひとりの長老が「神様の夢のお告げでダラバチ山の峠の大岩の水をつければすぐ治る。」と言ったところ、患者たちは藁をもつかむ気持ちで我先にとダラバチ山の大岩の水をもらいに行きました。
そんなことを続けて日がたつにつれて患者たちのイボが一つ二つと取れていき、めでたく全員が治りました。その後誰言うことなしにこの大岩を「いぼ石」と言うようになり、現在まで語り継がれています。東海環状自動車道貫通と同時に、矢並町ダラバチ山(下本城址跡地横)よりこの地に移転されました。〜平成17年3月、矢並町
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矢並町のいぼ石の説明版 |
いぼ石に溜まった雨水 |
いぼ石は大小二つの石が並んでいて、大きな石の上には岩の窪みがあり、雨上がりでしたので雨水がたっぷり溜まっていました。昔の方はこの水をイボにつけたものと思います。医学的な見地からはおすすめ出来ませんがこの石をいぼ神様と信じて真剣にいぼとり祈願をすればきっと効果があると思います。
(写真は2007年3月11日撮影)
いぼ石へのアクセス→Google Map
マイカーにて東名高速道路の豊田Jctで東海環状自動車道に入り足に自信のある方は歩いて300mほど坂道を下って、県道343号線を東へ歩き法沢のバス停近くで左折してあじさい道路に沿って東に歩き、鞍ケ池公園東パーキングを過ぎたあたりの東海環状自動車道路橋脚の真下にいぼ石があります。
いぼ石のすぐ近くまで自動車を利用するのなら、豊田松平ICを出て右折して国道301号線に入り1.5kmほど西へ走り、泉町2交差点で右折し、3.5kmほど北上し、岩滝町高入交差点で右折し、県道343号線を東に2km走れば鞍ケ池公園の東パーキングに着きます。そこから歩けばすぐです。
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