昔からいぼ取りのおまじないがいろいろあります、ネット検索などで調べてみました。 お呪いだけで疣が取れてしまうことがあるのです。(2015年7月9日・8月8日更新) 他人にきずかれぬように箸をわたし、「橋を渡れ」と唱える。(北海道) 「いぼ橋渡れ」と唱えて他人の手へわたすまねをする。(北海道) 疣を蜘蛛の糸でしばる。(北海道) 疣に墨を塗る。(北海道) 蛇の抜け殻で疣をこする。(北海道) 雷が鳴ると雨とともにとれるようにとれるように箒でイボをなでる。(北海道)NEW 疣の出ていない人の傍に行って、自分の疣を箸でつまんで「いんぼ 橋わだれ いんぼ 橋わだれ」と相手に移すまねをする。(青森県) 茄子のへたをこすりつけると取れる。(秋田県) 寺の傍で誰にも見られない様に疣を撫でる。(秋田県) 蛇の抜け殻を塗る。(岩手県) 初雷の鳴った時、箒でなでる。(岩手県) 他人の身体と疣の間に藁科か何かで橋をかけて「疣あ橋渡れ」と言う。(岩手県) 墓石に溜まった水を疣につけて後ろを振り向かずに帰る。(岩手県) 人に見られないように茄子を盗んで来て縦に割って疣につける。(岩手県) 蛇の抜け殻で疣を擦る。(岩手県) イボを茄子のヘタでこする。(新潟県)NEW 七夕の日、朝日の昇らないうちに里芋の葉の露をつけた。(福島県) いぼ虫(カマキリ)にくわせる。(福島県) 茄子のヘタの切ったところから出る水をつける。(福島県) 蛇の抜け殻で疣をなでる。(茨城県) 桐の若葉を塩でもみ、その汁を疣につける。(茨城県) 蛇の抜け殻で疣をこする。(栃木県)NEW 蛇の抜け殻で疣をこする。(群馬県) 白茄子を仏前に供え、その茄子を竹のへらで二つ切にして、切り口で疣を数回こすって、茄子を元どうりに併せて縛りつけ、地中に埋める。(東京都) 雷さまがゴロゴロとなる日に農業用の鎌を振って「いぼとれろ。いぼとれろ。」というとイボが取れる。(静岡県) 割り箸でイボをはさんで、その箸を朝の早い時間に人に見られないように、安倍川の水に流すとイボがとれる。(静岡市) 「ササギの花丸い、フジの花長い、こりゃどういうもんだ、どういうもんだ」と三度唱える。(愛知県) 素焼きの陶器の中へ、自分の年の数だけ粘土で玉を作って入れ、観音様か弘法様に供える。(岐阜県) 節分の豆まきで残った豆を初雷のときにイボの上に置き、「イボ落ち落ち」と言いながら掃くとイボが取れる。(兵庫県・南あわじ市沼島)) 乾燥した麦わらを束から外して、麦わらをイボ1か所に1本づつ使い切断面を前後にこすりながら「すね、すね」と唱える。使え終えた麦わらは束にして腐る場所に埋める(島根県・出雲地方) 「いぼが治ったら蛸の絵を描いてあげます。」と薬師さんにお願いする。(愛媛県) 「うりゃ盗人、アブラオンケンソワカ」と言って箒でイボを撫でる。(愛媛県) 初雷があった時「イボ落ち、イボ落ち」と3回唱えて箒で撫でる。(愛媛県) 蜘蛛の糸をとっていぼを巻く。(愛媛県) 七夕の日にイモの葉の露をつけるか、こんにゃくの芽から出た汁をイボにつける。(愛媛県) 茄子のヘタを切っていぼをこすり道端に捨てます。そのヘタが腐る頃にいぼが取れる。(大分県) 墓場の花立カッポの水をイボに付けるととれる。(宮崎県) 歳の数の大豆を用意し、名前を唱えいぼとりを祈願をして、その豆をきれいな水の流れに埋める。(宮崎県) 疣を墓の水で洗う。(沖縄県) 雷の日に庭に出て、雷光とともに箒ではたき落とす。(沖縄県) 疣と同じ数だけの豆を盗み、金一銭とともに紙に包み道に捨てる。(沖縄県) 「耳袋」根岸肥前守鎮衛著(寛政10年から文化12年の江戸南町奉行)にいぼ取りのまじないが掲載されている。 〜いぼ取りのまじないにもいろいろあるが、三日月に豆腐一丁を供え、真剣に祈ると治る。不思議なほどである。供えた豆腐は川の中に流し捨てることが肝心である。まちがってその豆腐を食べたものにいぼができる。これも不思議なほどである。 *根岸肥前守鎮衛(ねぎしひぜんのかみやすもり)についての詳しい説明があります。
|