石 白山神社・白山権現・疣権現・疣神様
山梨県南都留郡富士河口湖町淺川1039


ネット検索中に山梨県の川口湖畔の淺川(あさがわ)にある白山神社が疣神様であることを見つけました。紅葉狩りを兼ねて訪れました。ホテル湖龍の南側の白山川に沿って東にちょっと入ったところにお目当ての白山神社がありました。白山神社は別名白山権現とも言われ加賀一ノ宮の白山比盗_社(しろやまひめじんじゃ)より勧請された神社です。

白山神社正面の鳥居 白山神社中央の拝殿
白山神社正面の鳥居 白山神社中央の拝殿


白山神社境内の石碑には以下のごとく書かれていました。
『御祭神
  伊佐那岐命・伊佐那美命二神を祀る(通称白山権現・疣神様とも呼ばれる)
御神徳
一、夫婦和合・安産の神
一、疣を治す神として関東一円より崇敬者多し
御由緒沿革
霊峰白山(現石川県にそびえる山)を神体山とする神社、白山は養老元年(717)に泰澄により開山されたと伝えられ、以後白山修験道の拠点の一つとなる。中世には源氏・北条氏など武士の崇敬を受けたが戦国時代に一時衰退、江戸時代は加賀藩主前田氏の崇敬を受けて社領が増え現在は全国に三千余の社がある。当社は江戸時代後光明天皇第百十代正保元年(1644)9月19日村人石川善兵衛加賀国一の宮白山比搭{より御分神を受け白山大権現として現社地に奉祀し、自ら宮司となり奉斎する。俗に疣神様と称され、自己の年令の松かさを白糸で綴って祈願すると疣がなおる霊験あらたかな神社である。明治5年村社に列す、現拝殿は大正3年5月再建、社務所は昭和60年天皇在位60年を奉祝新築、手水舎は平成5年1月6日に完成
平成7年8月28日 漢文 白山神社宮司 戸山和夫』

石碑の前で神社のいわれを説明するWさん 拝殿正面扉に奉納された綴られた沢山の松笠
石碑の前で神社のいわれを説明するWさん 拝殿正面扉に奉納された綴られた沢山の松笠
拝殿の向かって左側の奉納された松笠 拝殿の向かって右側に奉納された松笠
拝殿の向かって左側の奉納された松かさ 拝殿の向かって右側の奉納された松かさ


中央の拝殿前には繋ぎ合わせた沢山の松かさ(松ぼっくり)が奉納されていました。昔から疣とりのご利益があるとのことで石碑の文面どうりに沢山の疣とり祈願の方がお参りに来られているようです。疣神様(いぼかみさま)は疣権現(いぼごんげん)とも言われ、近隣の方々に大切にされているようで境内はきれいに手入れされていました。たまたま会った神社近くに住むWさんという年配の男の方が神社についての熱のこもった説明を頂きました。(2007年12月6日記)

                                                             (写真撮影2007年11月15日)

白山神社へのアクセスGoogle Map

マイカーにて

東名高速道路から
東名高速道路御殿場ICを出て国道138号を北西に10kmほど走り、須走で東富士五湖道路に入り富士吉田ICで出て、国道139号を南東へ500mほど走って、交差点昭和大入口で左折して中央通りを警察署前まで北東に500mほど走って左折し、国道137号(御坂みち)を北西へ3km弱走って三差路で北上して1200mほどのホテル湖龍の手前で右折し細い道をちょっと入ったところが白山神社です。

中央自動車道から
中央自動車道の大月Jctで本線から分かれ河口湖ICで出て国道139号線に入ります。南東へ500mほど走ると交差点昭和大入口です。
(ここからあとは上に同じです。)

参考サイト


富士河口湖町ホームページ

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