椎の古株・イボ神様
千葉県長生郡白子町関


いぼ神様の椎の古木は県道31号線(茂原白子線)の白子町役場入口交差点を曲がって観音堂橋を渡り白子町役場の前の二差路の左側の路を300mほど北上して左折した先にありました。観音堂の前には椎の古木ではなくなった椎の古株がありました。古株のあとと思われるサークルの中に第二の幹・第三の幹と思われる椎の木がありました。

細い路の突き当りに観音堂があります 正面から見た観音堂、向かって左に椎の木
細い路の突き当りに観音堂があります 正面から見た観音堂、向かって左に椎の木

椎の木の前に白子町教育委員会白子町指定文化財(昭和55年3月1日指定)の天然記念物・椎の古株の説明板がありました。
『観音堂の境内に、椎の大樹がある。根回り6メートル余、高さ12メートル、目通りから3本の幹に分れ、第一幹は無数の瘤があるが枯木と化し、第二、第三の幹が今旺盛である。天和年代以前の植樹と推定され、300年以上の樹齢を重ねている。
樹種はツブラシイである。この樹は古くから疣とり神として、郷土人の信仰があり、十一面観音の信仰と結合して、疣治療祈願者が多く、成就の際には豆や小旗を奉納するならわしとしている。』とありました。

白子町教育委員会の文化財指定の看板 観音堂に向かって左側手前から見た椎の木
白子町教育委員会の文化財指定の看板 観音堂に向かって左側手前から見た椎の木
観音堂に向かって右側から見た椎の木 観音堂に向かって左側奥から見た椎の木
観音堂に向かって右側から見た椎の木 観音堂に向かって左側奥から見た椎の木


白子町商工会のサイトの白子観光スポット史跡・文化財のページに掲載されている椎の古木の第一幹はなくなっていてました。第二の幹と第三の幹のみになってすっきりしていました。第二の幹からはさらに第四・第五と思われる細い木が分かれて出ていました。イボ神様の椎の古木は今なお元気に生きています。
                                         (写真撮影2007年4月30日)

観音堂の椎の古株へアクセス→Google Map

参考サイト

白子町ホームページ

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