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八幡神社・やわたさん・いぼ神様
長野県佐久市蓬田(よもぎだ) |
ネット検索中に『佐久市の八幡の八幡神社にお参りして社前の石でイボをこするとイボがとれる。取れたお礼は石を倍にして返納する。』という記事を見つけました。9月23日24日の連休を利用して訪問取材しました。佐久市の八幡は江戸時代の中山道八幡宿で中山道六十九次の江戸から二十四番目の宿場で千曲川の西岸にあり、川止めになった時の待機地でありまた千曲川沿いの米の集積地としての宿場だったのです。
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神社東側のお宅が旧宮司さんのお住まい |
八幡神社の一の鳥居と古木 |
佐久市常和北沢にあるいぼ神様といわれているイチイの巨木の取材の後、国道141号線佐久市跡部の交差点から国道142号線に入り西へ7kmほど走り八幡の交差点で右折して県道44号線を500mほど北上して右折して400mほど東進した中山道沿いの北側にやわたさんがありました。少し荒れていて訪れる人も少ないようでしたが昔日の繁栄の面影を残す豪華な神社でした。住所は旧北佐久郡浅科村蓬田が平成17年4月1日から佐久市蓬田になりました。
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狛犬と二の鳥居、鳥居の後ろに随身門 |
二の鳥居の後ろの石灯籠と豪華な随身門 |
神社の正門横の昔宮司さんのお住まいであったというお宅の奥様からお話を聞きました。この頃は本殿の前に石が殆どないのですが昔は石が沢山あって、いぼとり祈願をしてからその石を頂いて帰りイボをこすっってイボを治したというお話を頂きました。お礼の石は倍返しとのことでネット記載のお話に一致しました。八幡神社は間違いなくいぼ神様でした。この八幡社は平安時代の初期、清和天皇の御世の貞観元年(859年)に創建との伝承があります。
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八幡神社の本殿、社殿の前に今は石がない |
重要文化財の高良社(旧八幡社本殿) |
(写真撮影2007年9月24日)
八幡宮は正面から見ると一の鳥居があり後ろに大きな古木がありその後ろに狛犬があり二の鳥居があって豪華な随身門があります。門の両側に衣冠束帯に剣と弓矢を持った武官姿の随身が控えていました。随身門を潜ると右手に祭殿がありその北側に本殿があります。正面にはこの周辺に定住した朝鮮半島からの渡来人の社といわれる重要文化財の高良社があります。この高良社は八幡社の旧本殿です。旧本殿は室町時代中期(戦国時代)の延徳三年(1491年)に作られた社です。
八幡神社へのアクセス→Google Map
JRにて
長野新幹線のJR佐久平駅下車、駅前から千曲バスの中山道線あるいは白樺湖線で八幡神社下車、徒歩すぐです。
マイカーにて
上信越自動車道佐久ICでで県道9号線経由で住吉町交差点で国道141号線に入り6kmほど南走して跡部交差点で国道142号線に入ります。西にさらに6kmほど走って八幡交差点で右折して県道44号線を500mほど北上して中山道を右折すれば八幡神社はすぐです。
佐久市のサイトを御覧下さい。
佐久市ホームページ
佐久市観光協会
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