伊寶石神社・いぼ石様
愛知県豊橋市大岩町北元屋敷57


 手元の資料の中に2004年10月にネットからコピーした愛知県の神社リストがあります。豊橋の伊寶石神社の由緒のところに『神社は天保十五年甲辰二月二十二日に三河国渥美郡大岩村大石新左衛門建てたもので、御祭神は少名彦名命で古来から医薬の神であり、社殿の裏の巨岩にたまる霊水が疣をとる効果がある』との記載がありました。ネット検索してみると「東三河ちゃいるどホームページの」の「校区に伝わる昔話」の中に「いぼ石様」のお話を見つけました。お話には『この岩の水をいただいて、毎日つけていると、いつの間にかなおってしまうそうです。なおった人は、いただいた水の2倍の水を返す〜〜』とありました。お盆の8月13日に娘の車に乗せてもらっていぼ石様を訪れました。

伊寶石神社の一の鳥居 参道奥の伊寶石神社の二の鳥居
伊寶石神社の一の鳥居 参道奥の伊寶石神社の二の鳥居
伊寶石神社のお社 神社後方の大きないぼ岩
伊寶石神社のお社 神社後方の大きないぼ岩

伊寶石神社は東海道線JR二川駅の北方すぐ近くにありました。神社は県道3号線の北側の細い道を入ればすぐ見つかります。位置的目安は医正会二川病院の北、スギ薬局二川店の西です。神社の近くの朝日新聞販売店の駐車場にちょっと駐車させて頂き訪問させて頂きました。一の鳥居からうっそうとした木々に囲まれた参道が二の鳥居まで続いていました。二の鳥居の正面に神社のお社がありました。お社の後ろには大きな岩があり、登って行ってみると岩の頂上にはかわいいお社がありその前に水の溜まった窪みがありました。御礼参りに置いて行ったものか、ペットボトルの空き瓶もありました。水は落ち葉などが浮いていている雨水と思われました。いぼとりの祈願を真剣に行い、衛生的な立場から民俗的なしきたりは形だけやらせて頂いたほうがよさそうです。

左側から見た岩の頂上の小さな社と岩の窪み 右側から見たお社と水の溜まった岩の窪み
左側から見た岩の頂上の小さな社と岩の窪み 右側から見たお社と水の溜まった岩の窪み
小さな社の前に空のペットボトル 窪みの雨水には落ち葉が浮いていました
小さな社の前に空のペットボトル 窪みの雨水には落ち葉が浮いていました
(2008年8月13日写真撮影


伊寶石神社には思い出があるのです。サイト「いぼとり神様・仏様」は2000年8月6日から公開していますが、2003年の3月末に豊橋に住んでいる子供さんの疣に悩むお母さんのメール相談に答えた時に教えてあげたお宮さんなのです。教えてあげたいぼ神様なのに今まで訪問していなかったのです。お母さんは教えてもらったこの神社には行かずご実家のある名古屋市御器所のいぼ神様に祈願してドラマチックにイボが取れたました。その時のサイトが御器所のいぼ神様のページです。(2008年8月21日記)

伊寶神社へのアクセス→GoogleMap

参考サイト


豊橋市ホームページ
東三河チャイルドホームページ〜東三河の沢山の面白い民話が掲載されています。
ブログ「いぼとり神様・仏様」〜伊寶石神社近くの朝日新聞販売店の写真あり

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