石 いぼとり不動・欠真間不動
千葉県市川市香取1−16−26 源心寺境内


 2009年10月の榎本民夫氏の主催する江戸歴史散歩の会の行徳散歩に参加するついでにその日の集合場所の近くにある浄土宗源心寺の境内にあるいぼとり不動といわれている欠真間不動(かけままふどう)を訪問しました。営団東西線の南行徳駅で下車し、源心寺に向かいました。京成トランジットバスの源心寺バス停のある源心寺正門から源心寺の境内に入ると左側に六地蔵がありそれを過ぎたところに源心寺の本堂の向かいに欠真間不動尊堂があります。不動尊堂の向って右前には樹齢400年といわれている大きな木がありました。大きな木の真向かいにいぼとり神様のお堂があり、お堂の中の石碑がいぼとりの神様です。石碑ですがいぼとり地蔵ともいわれているのです。

源心寺正門、右門柱の後方に本堂 六地蔵後方の大木の左側に欠真間不動堂
源心寺正門、右門柱の後方に本堂 六地蔵後方の大木の左側に欠真間不動堂
欠真間不動堂、手水舎の後方がいぼとり地蔵 参道をはさみ大木の真向いにいぼとり地蔵
欠真間不動堂、手水舎の後方がいぼとり神様 参道をはさみ大木の真向いにいぼとり神様


不動尊堂の参道の左側にあるいぼとり神様といわれている小さなお堂にお参りしてしてから不動尊にいぼとりをお願いするすると良いそうです。そして願掛けの時には好きなものを絶たなければならないとのことです。この源心寺には次のような民話が残っています。〜源心寺の横に小さなお宮があり、そこにお参りするといぼがとれるとのことでした。そこでひどいイボに悩む女が21日間欠かさずのお参りに来て、最後の21日目の夜に夢を見ました。強い光とともに蛇が出てきて、その女を舐め始めたのです。朝になり鏡を見ると、いくつもあったいぼがきれいに無くなっていた。〜というお話です。これと似た民話が静岡県富士市原田のいぼとり不動にもあります。

堂内の石碑がいぼとり地蔵 いぼとり地蔵の石碑の拡大
堂内の石碑がいぼとり神様 いぼとり神様の石碑の拡大
欠真間不動堂の正面 堂内にはいぼとり不動さん
欠真間不動堂の正面 堂内にはいぼとり不動さん
(写真撮影2009年10月18日)


源心寺へのアクセス→GoogleMap


参考サイト


市川市のホームページ

民話で散歩

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