いぼ取り地蔵・延命地蔵
静岡市清水区袖師町


 静岡県にはもういぼとり神様・仏様が見つからないと思っていましたが、ネット検索中にサイト「袖師ふるさとの路」でいぼとり地蔵が紹介されていたのです。
「袖師ふるさとの路」には袖師地区の史蹟めぐりコースに41か所が掲載されていて、いぼ取り地蔵はその10番目でした。私の「いぼとり神様・仏様」の公開が2000年(平成12年)8月で、このサイトの公開が1997年(平成9年)で、私のサイト公開の3年前だったのに今まで検索で見つけれなかったのです。

手前が蜆川の橋、中央赤い屋根が地蔵堂 向かって右方向から見たいぼとり地蔵堂
手前が蜆川の橋、中央赤い屋根が地蔵堂 向かって右方向から見たいぼとり地蔵堂


 地元の静岡市内ですので早速2008年8月31日に袖師町を訪問しました。国道1号線の清水区袖師町の交番の近く、蜆川(しじみがわ)の橋のすぐ南にありました。ふるさとの路の記述によるとこの地蔵さんは庵原川が氾濫した時に、国道1号線をはさんでの向かいにある沢野氏宅の竹やぶへ流れてついたもので、長い間沢野氏宅で祀られていたものが、現在の場所に移されたとのことです。

正面から見たいぼとり地蔵堂 今日もきれいなお花が供えられています
正面から見たいぼとり地蔵堂 きれいなお花が供えられています


地蔵は高さ80cmくらいの延命地蔵でいぼとり地蔵といわれています。いぼとり地蔵さんは赤い屋根の小ぎれいな地蔵堂の中に祀られていました。願いがかなってイボが取れた時には、赤青白などの七色菓子を供えるとのことです。毎年7月16日には施餓鬼が行われ、この近くの方々により大切に保管されているようで、訪問時にも新しい花が奉納されていました。(2008年10月2日記)

 2016年2月7日(日)に開催のJR東海のさわやかウォーキング〜富士山ビュー・袖師地区散策と興津寒ざくらまつり〜に参加しました。
途中の国道1号線・袖師交差点で寄り道させて頂き1号線沿いにあるいぼとり地蔵を8年ぶりに再訪しました。
いぼとり地蔵さんは8年前と変わらぬ姿で沢山の花の中に居られました。(2016年2月8日記)

国道1号線の南東方向
から眺めた地蔵堂
袖師ふるさとの路10
延命地蔵もそのまま
8年前と同じで花が
沢山供えられてました
いぼとり地蔵さんは
お顔しか見えません


いぼとり地蔵へアクセスGoogleMap

マイカーにて
東名高速道路を出て左折し国道1号線バイパスを500mほど東へ走り、庵原交差点を右折して1kmほど東南に走り袖師交差点で左折、国道1号線を300mほど北東に走った左側に赤い屋根の小さな地蔵堂があります。

参考サイト

ブログ「いぼとり神様・仏様」

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