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甘露寺の政勝稲荷
静岡県浜松市東区中郡町1026 |
花の木のいぼ神様のある積志町のお隣の中郡町にある法雨山甘露寺の政勝稲荷でいぼとり祈願が行われていることをネット検索で見つけました。早速メールで甘露寺に確認したところ政勝稲荷はいぼとり稲荷でした。東名高速道路の浜松I・Cを出て左折して浜松環状線を北上します。浜松環状線の県道45号線の笠井町の信号機で左折し、県道65号線を西へ2km弱の中郡町の交差点を左折し150mほどで右折したところに政勝稲荷のある甘露寺がありました。甘露寺は臨済宗方広寺派の名刹で弘仁年間(810〜823年)の開創されたといわれています。
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甘露寺の中門 |
甘露寺の本堂 |
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政勝稲荷 |
政勝稲荷の祠、祠のまわりに赤い敷石 |
浜松市指定有形文化財の甘露寺中門を入ったご本堂に向って左側に政勝稲荷の鳥居とお堂があります。政勝稲荷は天保15年(1844年)に京都伏見稲荷大社から分社された甘露寺の鎮守稲荷様とのことです。商売繁盛のご利益のお稲荷さまですが、いぼとり稲荷でもあります。甘露寺様のお話では〜お稲荷様にいぼとり祈願をしてから祠のまわりに敷かれている赤い敷石を持ち帰り、いぼにあててさすっていのり、いぼが治ったら持ち帰った赤い石とそれと同じ大きさの赤い石をお返しする〜とのことです。赤い石でさすって祈るいぼとりの風習は静岡県の中部と西部にあります。静岡県榛原郡吉田町の浜の棒杭さんとしけ地蔵さんと磐田市浜部のいぼとり地蔵に同様な風習が見られます。(2010年10月7日記)
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祠の中のお稲荷さま |
お堂の前の赤い石 |
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お堂の周りの赤い敷石 |
赤い石の拡大 |
甘露寺のホームページ
ブログ「いぼとり神様・仏様」も御覧下さい
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