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いぼとり地蔵(正福寺)
〜埼玉県熊谷市沼黒〜 |
ネットサーフィンで埼玉県の大里郡大里村沼黒(おおさとむらぬまぐろ)にいぼとり地蔵があることを見つけ早速訪ねてみました。大里村役場近く、そのちょうど西方にある沼黒山正福寺(せいふくじ)にお目当てのいぼとり地蔵がありました。真言宗智山派沼黒山正福寺の前にはいぼとり地蔵尊と彫られた石碑があって、現在は無住のお寺です。
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左手前にいぼとり地蔵尊の石碑
ブロック塀の中が沼黒山正福寺 |
沼黒山正福寺の本堂
本堂にいぼとり地蔵が安置されている。 |
正福寺の東のお宅のいぼとり地蔵についての取材をさせて頂きました。Kさんに案内してもらって正福寺の本堂の中を見せて頂くと、いぼとり地蔵は本堂の中に安置された金色に輝く立派な地蔵尊でした。いぼとりの方法は地蔵さんの前の線香の灰をイボにつけていぼとりをお願いし、イボが取れたらお礼に赤いたすきを供えます。
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本堂に安置された金色の
木彫りのいぼとり地蔵尊 |
寺の向かえにお住まいのKさん
に説明して頂きました。 |
Kさんのお話ではいぼとり地蔵は大里村指定の文化財とのことです。現在もいぼとり祈願に訪れる方が沢山いるようで、平成13年6月3日奉納の「えぼ全快」と書いた真新しい赤いたすきが地蔵さんにかかっていました。お寺は地区の方々でお世話していて、1月23日と10月23日におだんごをお供えしていぼとり地蔵さんのお祭りをしています。
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奉納された真新しい赤いたすきには
平成13年6月3日
えぼ全快と書かれていました。 |
埼玉県ホームページのおおさと紀行の大里村の観光案内によると、地蔵尊は300年の歴史があり高さが1.6mの木彫りの地蔵尊です。その昔いぼに悩んでいた人がいぼとりを祈願したところいぼが取れたという伝説からいぼとり地蔵として関東一円から沢山の人が御参りしたそうです。(2001年9月12日記)
正福寺へのアクセス→Google Map
マイカーで
関越自動車道東松山インターを出て右折して国道254号線を東へ走り上野本で左折して国道407号線を北上して東平で407号線バイパスと合流する。1kmほどで県道257号線に入り和田吉野川にかかる膝喰橋を渡って400mの正面に大里村役場の見えるところで左折する。道なり進んで1kmほどの左側にいぼとり地蔵の石碑のある正福寺があります。
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