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いぼとり不動尊(滝不動)
〜静岡県富士市原田〜 |
竹取物語のかぐや姫の伝説の地、湧水の里の富士市原田の永明寺(ようめいじ)の東隣に滝不動があります。不動堂は元は永明寺の鎮守堂であったとのことです。北滝川の流れが不動堂の西側の池に流れ御神水として利用されています。池の御神水をイボにかけて不動堂にお参りをするとイボがとれるといわれています。
富士市教育委員会が昭和63年(1988年)1月に作成した伝説滝不動(いぼとり不動尊)の説明板によると〜この滝不動は、もとは永明寺の鎮守堂でした。こんこんと湧き出る水を頭からかぶって立っている不動さんは、いぼとり不動と呼ばれ、池の水をかけておまいりすると、いぼがとれると言われています。昔、この近くに、身体にいぼの沢山出来ている娘がいました。娘は、何とかしていぼをとりたい一心から、三七、21日の願をかけて、毎日不動さんにおまいりをしていました。ちょうど、満願の21日目の朝、娘の夢枕に不動さんが立ち「池の水をかけろ」と言いました。さっそく不動さんの所へ行って自分の身体に水をかけました。すると、不思議なことに、たちまちいぼがとれ、たいそうきれいな娘となりました。それからのち、村人はこの霊験あらたかな不動さんを「いぼとり不動尊」と名付けて、広く信仰するようになりました。(2000年8月6日公開・2013年2月14日更新)
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永明寺の右の道をちょっと行ったところに
滝不動があります。 |
滝不動の鳥居で奥に
不動堂が見えます。 |
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滝不動の不動堂です。
西側に池があります。 |
北滝川が池に流れ込んでいます。
池の水をイボにつけてお参りをします。 |
2013年2月11日(祝日)に行われたJR東海のさわやかウォーキングの『浮島ケ原から富士山を仰ぎ泉の郷を歩く』に参加したところたまたまコースが永明寺の前を通りましたので、ちょっと寄り道をして訪問しました。2005年12月に『いぼとり神様・仏様』を発行した時に写真を撮りに訪問したので今回の訪問は3回目なのです。最初の訪問から14年経っていますが、14年前のままでした。
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14年前と同じ滝不動の説明板 |
14年前と変わらぬ鳥居 |
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不動堂の扉が新しくなったかな |
湧水の樋に補強材が使われていました |
いぼとり不動尊へのアクセス→Google Map
JRで
JR吉原駅から岳南鉄道で原田駅下車後北上し右折すると原田公民館があり、そこを過ぎた五条製紙の北東に永明寺があります。永明寺の東側の道を少し入ったところが滝不動です。駅からは徒歩で約15分です。
マイカーで
静岡から国道1号線⇒宮島東で左折⇒県道174号線⇒県道396号線⇒国道139号線⇒県道22号線⇒岳南原田駅左折⇒永明寺⇒滝不動。
静岡県富士市ホームページ 富士市のことを詳しく知りたい方は御覧下さい。
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