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いぼとり地蔵・宝全寺
〜愛知県常滑市本町2−248〜 |
インターネットサーフィン中に知多四国八十八所の第64番札所の常滑市本町2にある宝全寺(ほうぜんじ)にいぼとり地蔵があることを見付けました。宝全寺は名鉄常滑駅の南方の常滑市の昔栄えた旧市街の真中にありました。宝全寺の山門を入ったすぐ右側にいぼとり地蔵の地蔵堂がありました。
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宝全寺山門
入って右側にいぼとり地蔵の地蔵堂 |
宝全寺本堂 |
訪れた時にたまたま山門のところで御住職にお会い出来たので早速取材させて頂きました。地蔵堂の中央に納骨萬れい塔の石碑があり、その両側に二体の地蔵尊像がありました。二体の地蔵尊がいぼとり地蔵で、以前この近くの村の墓地に在った六地蔵の内の二体だそうです。地蔵堂の下にはその墓地から移したお骨が収められています。
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地蔵堂前で
宝全寺御住職のお話を聞く |
地蔵堂の中の二体のいぼとり地蔵尊 |
その二体の地蔵尊がいつの頃からかいぼとりの御利益があると言われるようになったそうです。現在もいぼとり祈願に訪れる方が多いとのお話でした。いぼとり祈願は地蔵さんの前に奉納された石を借りていってイボをこするとイボが取れます。願いが叶いイボが取れたら石を倍にして返します。(2001年7月30日記)
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二体のいぼとり地蔵の間に
納骨萬れい塔 |
地蔵堂の石を借りて
イボをこするとイボが取れる |
曹洞宗世昌山宝全寺(そうとうしゅうせしょうざんほうぜんじ)
常滑市本町2−248 電話 0569−35−4404
御本尊は十一面観世音菩薩
1573年天正元年創建の古い寺院で、地蔵堂の向かい側の山門近くから観音堂・秋葉堂・大師堂・金毘羅堂と並んでいました。これらの諸堂は明治維新後の廃仏毀釈運動の時に近隣の廃寺から移築したものです。
宝全寺へのアクセス→Google Map
JRと名鉄にて
JR新幹線名古屋駅下車、名鉄新名古屋から名鉄名古屋本線で神宮前駅で名鉄常滑線に乗り換えて名鉄常滑駅で下車する。駅前から徒歩で県道252号を南に歩き、駅から1kmほど南の市場橋で左折し大落川右岸を100m歩いて左折したところが宝全寺です。歩いて15分ぐらいで着きます。
マイカーにて
東名・名神高速道路名古屋ICで出て市内で有料道路知多半島道路に入って半田常滑ICで出て左折して県道265号線で常滑方面に向かう。途中有料道路知多半島横断道路を使って陶磁器会館西の交差点を左折して県道252号線を南に走り市場橋で左折する。大落川右岸を100mほどのところを左折すると宝全寺です。
知多四国八十八所遍路 富永航平著 朱鷺書房発行 2000年8月25日第1版第1刷
県別マップル愛知県広域詳細道路地図 昭文社発行 2000年1月1版20刷
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