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いぼとり地蔵(頓兵衛地蔵)
〜東京都大田区下丸子1丁目1−19〜 |
頓兵衛地蔵は南北朝時代の新田義貞の子の義興(よしおき)が矢口の渡しで足利方に寝返った旧家臣に謀られて悲惨の最後をとげました。その最後に居合わせた渡しの船頭の名前が頓兵衛です。後に義興の冥福を祈って建てた地蔵といわれています。この話しを題材に江戸時代に平賀源内が浄瑠璃「神霊矢口渡」を作りました。
地蔵は砂岩で出来ていて現在は地蔵堂の中に安置されています。地蔵堂のない頃には地蔵の砂を削ってイボにつけるとイボがとれたとのことです。昔はいぼとり地蔵として参詣する人がいましたが地蔵堂の向かいの理容院のご主人の話しでは今はイボ取りに参詣する人はいないとのことです。(2000年8月6日公開)
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頓兵衛地蔵の地蔵堂 |
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頓兵衛地蔵で砂岩で
出来ている。
昔は地蔵の砂を削って
イボにつけてイボを
おとしたといわれている。 |
頓兵衛地蔵へのアクセス→Google Map
東急目蒲線の下丸子(しもまるこ)下車歩いてすぐ。太田区民プラザの裏で環八通りの南側にある。
大田区ホームページ
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