「音訳の部屋」リビングルーム > ボランティア一般

ボランティア一般

音声で“読書”できるサービス FeBe(フィービー)

2009年9月28日

denim 朝晩は寒さを感ずる季節になりました。もうすぐ10月です。

北川先生からのお手紙にオーディオブック FeBe(フィービー)の情報がありました。
NHKで紹介されていたとのこと、聞き逃しましたのでさっそくNHKのページを検索しました。
7月30日(木)放送分の まちかど情報室 情報3 音声で“読書”できるサービス →こちら

FeBe(フィービー)のホームページ→こちら
私はもう少し年齢が多くなったり、入院することがあったら欲しいと思っていたオーディオブックです。
視覚障害者用のものはもちろん一般の人には貸し出しません。
北欧などでは老齢者には貸し出すそうで良いなあと思っていましたが、それ以上のものが本と同じ価格で売り出されているのにびっくり!
今のところビジネス、自己啓発、学習、実用・生活、文芸・小説など様々なジャンルの音声コンテンツを3000本以上販売しているとのこと。
私もお試しをホームページから聞いてみましたがナレーターが読んでいて、機械音ではありません。しかも読んでいる方の記名があります。

以下FeBeのホームページはじめての方へより転載 もとページこちら

*******************************以下転載

(1)
オーディオブックは一冊あたり数時間以上となるため、 今までは書籍よりも割高となっておりました。 しかし、工夫に工夫を重ねた結果、FeBeではオーディオブックを書籍と同一のお値段で 販売することを実現いたしました。
(2)
パソコンへのダウンロードはダウンロードボタンをクリックすれば、後は約1分程待つだけです。 また、ダウンロードからMP3プレイヤーに転送するまでの画面を録画した、 動画マニュアルもございますので、パソコンが苦手な方でも安心してお使いいただけます。
(3)
iPodやWALKMANなどの全てのMP3プレイヤーや、パソコン、携帯電話などあらゆる オーディオプレイヤーで聴くことができます。また、CDでお楽しみいただくことも可能です。
(4)
聴きやすくするために、黙読する時よりもゆっくりと読み上げていますが、黙読と同じ、 もしくはそれ以上のペースで聴きたいという方のために倍速版も用意しております。

*******************************以上転載

私たちのボランティア活動もまもなく様変わりすることが予想されます。それもそんなに遠い将来ではなさそうです。
若い方が職業を持ちボランティアになりにくい、現在の世の中の状態では書籍と同じ値段ならばオーディオブックは歓迎されることです。

音訳者は販売件数が少ない専門書や図表が多く入ったもの、説明書や広報など一般に売っているオーディオブックとは違う方向を目指すことになりそうです。
世の中が急激に動いている現在、私たちボランティアも時代にあったものになっていく必要があるのでしょう。

ブログ「音訳の部屋リビングルーム」引っ越し

bell お知らせです。

ブログ「音訳の部屋リビングルームを「音訳の部屋」内に引っ越しました。
デザインも変更して新しい出発です。

今までFC2を借りてブログ「音訳の部屋リビングルーム」を書いていましたが、迷惑コメント等が多く皆様のコメントが反映されにくい状態が続きました。

今回、「音訳の部屋」サイト内でブログを書くようにしました。
アドレスが変わりましたのでお知らせします。

「音訳の部屋」TOPページからはすでに新しいアドレスに来るようになっています。
過去のブログを新しいアドレスに引っ越しましたが、文章のみ移動しました。過去のものに関しては写真等は×印がついてしまいます。

これからもどうぞよろしくお願いします。

*******************************************

FC2のブログに関しては9月20日分までで終了です。
当分の間、今までの状態にしておきますが、期日が来ると消えると思います。

静岡県点字図書館で点訳・音訳ボランティア募集

2009年7月3日


7月になりました。最近の梅雨はしとしと降るというより大雨になることが多いようです。
九州の方は先日の雨でいかがお過ごしでしょうか。
静岡でも七夕豪雨を経験しましたので梅雨時は気になります。
静岡県点字図書館より点訳・音訳奉仕員養成講習会のお知らせです。
詳しくは→こちら
*****************************************
対象  初心者 [全日程出席でき、講習会終了後継続して活動ができる方(学生は除く)]
定員   点訳・音訳 各10名(選考あり)
受講料 無料(テキスト代実費)
*****************************************
毎年募集をしていることが多いのですが、情報がいきわたらないのが悩みです。
講習会は継続して受けることが必要ですが、点訳・音訳している人は自分の生きがいのためにしている人がほとんどです。
その結果、人の役に立つならと言う気持ちでぜひ受講してお仲間になってください。
応募をお待ちしています

「音訳の部屋」ご訪問下さりありがとうございました。よいお年を!

2008年12月31日


今年も「音訳の部屋」「音訳の部屋リビングルーム」へお出でいただきありがとうございました。
年の最後に世界的な不況が押し寄せ、来年はどうなるのかと気になります。
不況になるとまず切られるのが福祉の予算です。
そうならないように立法・行政に考えて欲しいですね。
私は読み方辞典を作成していて録音から遠ざかっています。
ですから現状をはっきり把握しているわけではありませんが、年明けに向けて少し考えます。
テープからデジタルへの移行は時代の変化でとめることはできません。
テープの生産がなくなり、供給が不可能になるのですから、いつまでもテープに固執しているわけにはいきません。
格差を生まないためにもテープがまだ利用者の手許に届くうちに、並行してデジタルへの移行を推進して行く時期に来ていると思います。
音訳にかかわっている私たちでも、パソコン類の機器等は使い始めの習得が大切です。
これからはプレクストークやパソコン、携帯等が視覚障碍者の生活に欠かせなくなって行くことと思います。
それを使えるようにするにはどうしたらいいか。
利用者の経済的負担を最小限にして進めるにはどうしたらいいのか。
利用者も行政も、ボランティアも考えることが大事なのでしょう。
音訳をしている人は忙しく、定年を迎えパソコンを使っていらした方たちが地域で教える側にまわって下さるといいですね。
最近は病気や事故等でいつ自分が利用者になるか分からないですし、いつか老後にも録音図書が利用できる日がくるのではないかと期待しています。
 私が今年感じたことを記載しました。
<音訳の部屋を利用されている皆様にお願いです>
一人でコツコツ読み方辞典を作成していますが、読み方を知っているから作成しているのではなく、音訳をしていた時に読み方を知らなくて苦労したのがきっかけです。
県立図書館等にある書籍などを参考に作っています。
間違いを見つけましたら典拠を記載して音訳の部屋TOPページのメールよりいつでも教えていただきたくお願いいたします。
来年もよろしく。よいお年をお迎えください

携帯で朗読音声~点字図書館など配信

2008年11月1日

今日から11月。夕方暗くなるのが早くなりました。
お互いに風邪をひかないように注意しましょう。
携帯で朗読音声~点字図書館など配信
~~以下 朝日新聞 11/1夕刊からの転載です。~~
 視覚障害者に気軽に読書を楽しんでもらおうと、日本点字図書館(東京都新宿区)と日本ライトハウス盲人情報文化センター(大阪市)は1日から、録音した本や雑誌を携帯電話に配信するサービル「びぶりおネットモバイル」を始めた。
 利用者は、サービスに登録すると、好きなときに携帯端末に希望の録音図書を取り込み、いつでも聞くことができる。現在は音声朗読に対応できる機種はNTTドコモの2機種のみだが、パケット通信料金だけで利用できる。
 朗読ボランティアらが録音した図書をインターネットで配信する仕組みは、同館とセンターが開発。04年4月に、パソコン端末から利用できるようになった。貸し出しや制作に時間がかかるという点字図書の制約を解消する画期的な仕組みだった。だが、当初は、著作権者の許可がなければ録音図書を配信できず、配信できる図書件数が少なく、利用も伸び悩んだ。
 ところが、著作権法が改正され、昨年7月から視覚障害者向けのネット配信の条件が緩和されると、配信向けの録音図書数は1万2千点に増加。週刊誌の配信も可能になった。
 問い合わせは日本点字図書館(03・3209・2442)か、同センター(06・6211・7400)へ。(星野哲)
~~以上 朝日新聞 11/1夕刊からの転載です。~~
以前から「録音図書利用の最も便利な方法は携帯にダウンロードして聞くこと」とは、皆が考えていたと思います。家事をしながらでも手軽に聞くことができます。
まず「びぶりおネットモバイル」から始まりました。やがて他の録音図書にも広まっていくことでしょう。
機器もいろいろなメーカーが対応するようになり、多くの図書が聞けるようになると便利になりますね。著作権法で一般の人は無理でしょうが、いつか体が不自由で書籍を読みにくい人も利用できるようになるとうれしいですね。
このような記事は消えていってしまいますので、朝日新聞の記事のまま転載させていただきました。
お近くに視覚障害の方がいらしたら教えてあげてください。このような情報はなかなかユーザーまで届かないのが現状だと思います。 

トップに戻る