硫黄島は「いおうじま」から「いおうとう」に 国土地理院

2007年6月18日

映画「硫黄島からの手紙」が公開された時、音訳者より硫黄島の読みについて質問を受けました。
ネットで探すと原題は「LETTERS FROM IWO JIMA」です。
現在映画の参考サイト→こちら
今日の読売新聞、毎日新聞、時事通信のネットニュースに旧島民の訴えで国土地理院が呼称及び地図の表記を「いおうじま」から「いおうとう」へ変更することが記載されていました。
以下読売新聞のネット配信からの記事の引用です。記事がなくなる可能性があるのでここに転記させていただきます。現在の記事は→こちら
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国土地理院(茨城県つくば市)は18日、太平洋戦争の激戦地として知られる硫黄島(東京都小笠原村)の呼称を「いおうじま」から「いおうとう」へ変更することを決めた。
 北硫黄島、南硫黄島も、ともに「とう」に統一し、地図の表記も「とう」となる。
 小笠原村によると、戦前から旧島民らは「いおうとう」と呼んでいたが、昨年公開された米国映画「硫黄島(いおうじま)からの手紙」の影響もあり、テレビなどで「じま」と発音されることが多くなったため、旧島民から苦情が寄せられていたという。村は国土地理院に対して呼称の変更を要請していた。
 国土地理院によると、硫黄島は1968年の本土返還後、「とう」と地図では表記されたが、82年に都の公報に基づき「じま」に修正された。米国では戦時中から「じま」と呼ばれていたという。
 硫黄島は東京から南に1250キロ離れた、周囲22キロの火山島。戦争中に米軍との決戦に備え、島民は強制疎開させられ、現在も立ち入りは制限されている。
(2007年6月18日19時32分 読売新聞)
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[emoji:v-157] 国土地理院の今回の硫黄島に関する呼称変更のページがありました。
 →こちら
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[emoji:v-206] 音訳・点訳する私たちはルビがふってあったり、映画で音声のあるものはその読みに従えますが、ルビのない今までの書籍はどう読むか難しいですね。
国土地理院が変更と言うことは地理の読みとしては今後「いおうとう」と読むのでしょう。
ただこういう変更があったということを知っておくことは大切と思い、記事のあるうちに記載しておきます。明日の朝刊に載るかも知れませんが。

Comment

  1. こに母 より:

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    YOCOさん こんにちわ
    いおうとう の件 知らずにいました[絵文字:v-55]
    おっしゃるとおり [絵文字:v-28]読売の記事はもう見ることが出来ませんでした
    転記していただいてて感謝です
    あれだけ映画で話題になると
    いおうとう 言いにくいですね
    以前お住まいだった方には 迷惑なことでしたね
    また いろんなこと 教えてください[絵文字:v-216]

  2. yoco@管理人 より:

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    こに母さん お久しぶりです。
    静岡は湿度が高い日が続いています。
    報道の記事は見逃すとすぐ分からなくなるのですね。
    それが書籍等に反映されるのはかなり先になりますから困ります。
    米軍が読み違えたために東京の山手線(やまのてせん)も一時(やまてせん)と言われていたり、沖縄にも同様の読み違いがあったようです。
    神戸市営地下鉄の地下鉄西神・山手線は(せいしん・やまてせん)と読むようです。
    → http://www.city.kobe.jp/cityoffice/54/030/japanese.jpg

  3. 高杉 昭 より:

    こんにちは「硫黄島」については確かにアメリカと日本で読み方が違うのは興味深いですね。
    戦前の日本での「島」の呼び方の区別について、昭和5年生まれの父に教わったことが有ります。
    領土の主張の意味も有り、日本国内の島は「しま」と訓読み、日本国外(海外)の島は「とう」と音読みで区別していたとのことでした。
    但し、明治8年にロシアと「樺太・千島交換条約」で南樺太と交換した北方領土の四島は、全て「とう」と読んでますね。「択捉島」(えとろふとう)など。
    「硫黄島」の読み方は明治時代の海図に「いおうじま」とあったので米軍が使ったみたいですね。
    ということで、もともと「いおうじま」と表記されていたが、島民の人たちは「いおうとう」と呼んでいたので変更されたみたいです。
    人名(名字など)も読み方は戸籍に記載されてませんよね。それで同じ漢字でも違う読み方があるのです。地名もそうですが、全て口伝です。
    と言うことが真相のようです。

    • yoco より:

      高杉 昭さま
      こんにちは。コメントをいただきありがとうございます。
      読み方は難しいですね。
      音訳の部屋は音訳・点訳の方のためのサイトです。島や山の名前等はルビがあれば、そのまま読み、なければ辞書・報道などで調べて読みます。一つの言葉の調査に多くの時間を割くことができないので、音訳者・点訳者は大丈夫と思われる辞書・資料の読みを典拠としています。
      読みは辞書の中でも違うことがあり難しいですね。皆さん悩んで原本を読んでいます。

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