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弁天さん・弁財天
愛知県碧南市伏見町1
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ネット検索中に愛知県碧南市のホームページの碧南図書館・碧南市の風土記第2回の七福神の弁財天のページに「弁天さんは、願い事なら何でもかなえてくれます。池の水をつけると「イボ」がすぐ取れるといわれています。」を見つけました。日本に数少ないいぼとり弁天の一つです。お隣安城市の上条弁財天とともに訪れました。
名鉄三河線の碧南中央駅の200mほど東方の碧南署北交差点から県道303号線を東へ1300mほどの県道291号線との伏見屋交差点の100mほど手前の常端寺の向かいにお目当ての弁天さんの弁天堂がありました。弁天堂は伏見屋の稲荷神社の北側、伏見屋区民館・憩いの家の北にありました。弁財天のお堂前に弁財天由緒の石碑がありました。
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稲荷神社と伏見屋区民館の北方に弁天さん |
斜め右前から眺めた弁天さんのお社 |
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向って左から見た弁天さんのお社 |
弁天さんの正面の拡大 |
石碑には〜伏見屋新田の大地主であった、二代市古七郎平永昌は大堤上の切に移住し、この弁財天を屋敷内に祀った。京都の仏師文弥の作といわれている。文政五年(1822)頃、四代市古七郎平貞造は伏見屋中鴻島に移り、広大な市古屋敷をつくり、その屋敷の西端に、弁財天を大堤より移し祀る。福徳財宝の神として、弁財天を屋敷神にし、子孫繁栄を祈念、崇拝した。また、池の水辺に社堂があるのも、もと河川神であったことに由来しているのであろう。その後、明治十九年(1886)故あって、広く伏見屋区民が崇拝信仰する弁財天になった。なお、平成元年度に道路拡張のために、弁財天社堂を移築し、同境内を整備した。〜とありました。
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弁天さん前の池と欄干のついた石橋 |
石橋右側のよどんだ池の水 |
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石橋左側のよどんだ池の水 |
暗い弁天社の中を撮影 |
弁天堂の前方には小さな池があり、池は湧き水とのことですが松などの落ち葉が落ちていてよどんでいました。池にはスチール製の欄干のある石の橋が架けられていました。心無い方がいるのでしょうか、スチール製の欄干に「あぶない、ここであそばない。タイヤ等を入れないで下さい。」という稲荷神社の木の看板がありました。危険ですので池の水には触れずに弁天さんにいぼとりをお願いするだけにしましょう。お堂の中は暗く弁天さんは見ることが出来ませんでした。
ブログ「いぼとり神様・仏様」も御覧下さい。
碧南市ホームページ 碧南図書館の碧南風土記を御覧下さい。
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