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金米さん
静岡県伊豆市土肥横瀬 |
ネット検索中に伊豆市土肥(旧田方郡土肥町)横瀬にある金米さんのお墓がイボ神様であることを知りました。今回は娘の車で3人で出掛けました。駿河湾カーフェリーの土肥港から北方の土肥温泉に向かいます。国道136号線は北へ800mほどの土肥温泉の交差点で国道は右折して東へ向かいます。東に1200mほどの土肥山川にかかる水神橋を渡ったところで右折し、右折してすぐの土肥温泉源の立て札のあるところで左折して少し南に下ったところが横瀬の部落です。お目当ての金米さんのお墓は部落中央にある建物の向かって右前にありました。
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中央の白い建物に金米さんがあります |
金米さんの上には屋根があります |
金米さんは土肥の横瀬を訪れて病に倒れた金兵衛さんという旅人のお墓です。病に倒れた金兵衛さんを横瀬の人々が親切に看護しましたがその甲斐なく亡くなり、臨終にあたり横瀬の人々に感謝し『私が死んだら、道端に埋めて下さい。そして病気で悩む人は私を埋めた所を踏んで下さい。そうすればその人の病を治します。』と言い残しましたので村人は金兵衛さんの亡き骸をねんごろにに弔い石碑を建てたとのことです。以来この金兵衛さんの石碑は霊験あらたかで、特にいぼ神様と眼病の神様として近郷の人々の信仰を集めたそうです。
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正面からの金米さん |
向かって右側からの金米さん |
金米さんのお墓の上には建物の屋根があり大事に保管されていました。金米さんの石碑の向かって右面には「有形金兵衛堪忍専門之墓」と、正面には「享保18年」と彫られていました。享保18年は西暦1733年で将軍徳川吉宗公の時代です。金米さんはいぼとりと眼病に御利益があるとのことですが、同じ伊豆市土肥八木沢にある大守院の地持地蔵菩薩もいぼとりと眼病がご利益といわれています。(2008年5月28日記)
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観理院仁達霊儀の右側に享保18年 |
右面に「有形金兵衛堪忍専門の墓」とある |
マイカーにて→GooGleMap
東から
東名沼津ICで出て県道83号線(沼津インター線)に入り、沼津インター南から国道246号線を1500mほど南に走って上石田で国道1号線に合流し東方に3km強走ります。三島市の二日町交差点で国道136号線に入り、伊豆市土肥まで道なりに走ります。
西から
東名清水ICを出て国道1号線静清バイパスを600mほど東に走り、庵原交差点で右折し南に下り、袖師で国道1号線に入り、清水駅前で国道149号線に入り、3kmほど南下し、駿河湾フェリー乗り場から伊豆市土肥まで駿河湾フェリーを利用します。
伊豆市役所ホームページ
伊豆市観光協会ホ-ムページ
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