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東福寺の疣取地蔵尊
横浜市鶴見区鶴見1丁目3−5 |
2001年に横浜市の栄区の小菅ヶ谷のいぼとり地蔵と西区宮ヶ谷の原のいぼとり地蔵を訪問しましたが、横浜市へは9年ぶりの訪問です。この度は鶴見区のいぼとり地蔵を訪問することにしました。京急本線の花月園前駅で下車し、山側(花月園入口側)をJRの上を渡り道なりに花月園競輪場へ向います。競輪場への広い道に向わず一つ目角を右折してすぐ左折すると道が二つに分かれます。向って左の道に子生山東福寺の山門が見えます。子生山東福寺は平安時代後期の寛治元年(1087年)建立の真言宗智山派の寺院で、鳥羽天皇(在位1107〜1123)ゆかりの寺院です。花月園は現在は競輪場ですが、戦前は大きな遊園地でその敷地2万坪は元は東福寺の境内であったそうです。
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花月園前駅山側(花月園入口側) |
左側の道の突き当たり東福寺の山門 |
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子生山の額が掛けられた東福寺山門 |
石段を上りきった左側にいぼとり地蔵 |
子生山の額の掛かった山門を通過し、急な石段を登れると正面に東福寺のご本堂です。石段を登ったすぐの向って左側にいぼとり地蔵がありました。いぼとり地蔵は船型(光背型)の古い石塔でした。疣取地蔵尊の説明板には〜疣を取りたい人はお祈りしてからお足許の小石を一つお借りして持ち帰り毎日自分のイボを撫でて疣が取れたら石を二個にして御返しします〜とありました。見ると地蔵さんの足許には小石が奉納されていました。(2010年11月28日記)
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石段の下る手前の右側にいぼとり地蔵 |
東福寺のいぼとり地蔵 |
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いぼとり地蔵の上半分の拡大 |
足許に奉納された小石 |
横浜市ホームページ〜鶴見区
坂道散歩〜鶴見区(横浜市)の坂
ブログ「いぼとり神様・仏様」も御覧下さい。
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