なるほど読み方辞典
No.4
2017年~

最終更新日2017年7月28日

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 プロ棋士の段位

藤井聡太(ふじい そうた)四段(よだん)が中学生で連勝新記録。将棋の話が記事に出てきます。将棋の言葉の辞書はWEB上にたくさんありますので、Google等の検索サイトで検索してください。

ここでは2017年6月末時点での段位等の言葉・タイトル保持者を記載しておきます。

奨励会(しょうれいかい)プロをめざす人の養成機関
6級から始まり好成績を上げると5、4、3,2,1級となり、初段、二段、三段と昇進します。

更に勝ち抜いて四段になるとプロに認定されます。いちばん上が九段(くだん)

段位は下がることはないが、勝負事なので段位の上の人が勝つわけではない。
名人戦の予選に当たる順位戦で見てみると、一番上の「A級」から一番下の「C級2組」まで5クラスあり、リーグ戦で参加棋士の順位を決める。大相撲の番付に似ている。成績上位者は上のクラスに上がり、段も上がる。成績下位者は段は下がらないが、クラスは下がる。

「段」とは違う呼び方の棋士 8大タイトル
2017年6月末時点の称号(しょうごう)保持者

佐藤天彦(さとう あまひこ)名人(めいじん)
渡辺明(わたなべ あきら)竜王(りゅうおう)・棋王(きおう)
羽生善治(はぶ よしはる)三冠(さんかん)/王位(おうい)・王座(おうざ)棋聖(きせい)
久保利明(くぼ としあき)王将(おうしょう)
現在、上記の棋士は皆、九段

主な昇段規定
・順位戦(名人戦の予選)での昇段(しょうだん)
・竜王戦での好成績
・タイトル挑戦・獲得
・全棋士参加棋戦で優勝

タイトル戦とは?8大タイトル
タイトル保持者と予選を勝ち抜いた挑戦者が番勝負を戦う
・名人戦・竜王戦・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦・今年新設の叡王戦(えいおうせん)

朝日新聞 2017/6/27の記事参照

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