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視覚障害者 脳裏に心眼ー田嵜裕季子氏(日経朝刊)

2010年1月14日

1月14日 日経朝刊 文化 

ビジュアル作家 田嵜裕季子(たさきゆきこ)氏の「視覚障害者 脳裏に心眼」が掲載されています。

ーーーー以下文章抜粋
2歳の時に失明し、色の記憶のないH氏が
「好きな色はクリーム色。暖かい印象があるから」「青は冷たく透明なイメージ」
「色について会話したり、色の描写のある小説を読んだりしているうちに、心の中で色のイメージが育った」
また
「視覚障害者の子ども達には、大好きな色がある」

田嵜さんは視覚障害者と晴眼者の間のコミュニケーションを作品のテーマにして10年ほどになる。
具体的に手掛けているのは、視覚障害者のインタビューを基にした映像作品だ。
ーーーー以上文章抜粋

この記事を見て私は音訳の処理について思うのです。
音訳者は視覚障害の方が色が分からないと言う前提で、写真やイラストの説明を必要以上にしすぎてはいませんか。
処理で説明をし過ぎると内容が伝わらなくなることがあります。
日経新聞がお手元にある方はぜひお読み下さい。
視覚障害の方は自然に敏感で鳥の鳴き声や水の音、頬を伝わる風など私たちよりもずっと感受性に優れている気がします。

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